死ぬということ。
いつもと違う場所で横たわっていた。
息をしていないかもしれない。
近づくと、肩が揺れて息をしているのがわかった。
まだ死なないでほしいと思った。
そのあとすぐ、無理に生かすことはできないと思った。
それでもまたすぐ、まだ生きていてほしいと願った。
1年半から2年と言われている、ドワーフの類いのハムスター、ジャンガリアンハムスター。
子どもの頃飼ったことがあったのは、白と茶色のゴールデンハムスターだけだった。
側にいる家族としてはずっと一緒にいてほしい。
遠くはなれて、早く迎えが来てほしいと願った超年配の祖母には抱かなかった思いがある。
比べるものではないけれど、
本人の(あの世からじーさんに)迎えに来てほしいと言う願いを何年も聞き続けて、入所して数年後にコロナ禍になって寂しく辛い日々で落ちていくADLといきる意欲。
失われる彼女らしさ。らしさなんて他人がいうもんじゃないけれど、家族としてはつらいものがあった。それでも、離れて暮らしているから見えないことの方が多くて、美しいところだけ見せて貰えていたのかもしれないと、中年になっても思う(私)。もうしわけない、とも思う。
特に考えてかいているわけではないので、まとまりませんが、誰かが車輪をまわしてます。
人間の 私は人間のトイレにいます。
下の子かな。
大きめな車輪がゆっくり回る音がします。
。。。
それでも、まだ生きていてほしいと思うのは
わがままなのだろうか。
死ぬ前になると、死んだふりをするらしいと
近くのホームセンターの長老ハムスターをお世話していたスタッフさんに聞いた。
たしかに、こちらに強い衝撃を与えないよう、何回か死んだふりをしてショックを分散してくれているのかもしれない。
今日は驚いた。
おうちで寝るように話したけれど、普段お世話しているトレーナー(パートナー )ではないせいか、きいてくれなかった。しょぼん。
でも、彼女を選んでうちにお迎えしたのは私。
とても頑固だから、名前を途中で改名した。
車輪をまわすことを知らぬまま半年生きてしまい、覚えさせるのに苦労した。が、動物嫌いのパートナーが奮闘して、見事にトイレも、車輪まわしも覚えさせてくれた。そして、かわいいかわいいと観察するようになった。
トイレははじめからやってくれたっけか。
レイアウトを私が決め、トイレを置いた。
彼女は初日から自分でトイレでおしっこができていた。とても賢い。
特性を生かしてレイアウトすることの大切さを知った。
無理がないやり方がこの世にはある。
そろそろ🛀を浴びて寝ようと思う。
夜行性の我が家の子どもたちが運動を始める。
元気に長生きをするつもりです。 どうぞ気長におつきあいのほど よろしくお願い致します。