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【大企業女性】どのくらいいい子でいればいいんだろう

私は、上場企業の会社員。100年以上の歴史がある日本企業だ。今年から海外駐在員という肩書をいただき、中国で働いている。中国支部には、100人くらいいる。日本人は20人、そのうち20歳女性は私だけ。大多数は40-50代の男性、つまりおじさんだ。

おじさんたちの発言は、私を悩ませる。生理休暇なんてずる休みしてるだけだろ。埼玉の教員、セクハラで逮捕だってさ、昔は教師が女子のブラジャー外すなんてあたりまえだったのにな。子どもが熱出しただけで会社休むなんて"とんでもない"。本社の某女課長、子どもが”できちゃった”から休むんだってさ。”奥様”はお元気ですか。あそこの”女社長”美人だよな。

すごく、違和感がある。そういうことって、今令和の時代に口にしてはいけないと思っていた。私に向けて言っているわけではない。誰かを攻撃するフレーズでもない。おじさんたちがただ思いついたことを口にしているだけ。だから、聞こえてくる言葉に苦しんでいるのは私の勝手。分かっている、頭では分かっている。

でも、私は嫌なのだ。聞きたくない、そんな言葉。聞かせたくない、会社の後輩女性たちに。弊社は表では女性が働きやすいホワイト企業として就活生にアピールしている。たしかに制度は整っている。けれどおじさんたちが無意識につくりだしている雰囲気は女性にとってちっとも過ごしやすくないと思う。

そんなおじさんたちと私の間に壁を作りたかった。だからおじさんたちから離れることにした。駐在員飲み会という月1回のイベントも、私は参加をやめた。評価ばかり気にして経営層にへらへらぺこぺこ同意しかしないおじさんたちの発言に全然納得できない。絶対心の中ではそう思ってないでしょ。俺酔わないから!と言いつつどう見ても酔っぱらっているおじさんを何で私が家まで送らなきゃいけないんですか。腕むにむにしてきたけど、それ令和ではセクハラです、知らないんですか。

そんなおじさんたちに対して「そうですねぇ」と適当に流す自分が何より嫌だった。私は自分の気持ちに正直でありたい。飲み会参加は時間の無駄、だから、参加をやめた。価値観が違う。どうせ分かり合えない。参加したって感情の共有ができない。だから一緒にお酒を飲んだところで仲良くならない。得られるものはストレスだけ。参加する意味がない。

あと、私はお酒を飲まないのに飲み会が割り勘なのもストレスだ。その分おいしいデザートを食べて元を取ろう!と一度は思ったけれど、日本料理の居酒屋にはケーキもパフェもない。だし巻きたまごをひたすら食べる私。でも価格はビール2杯にも満たない。

*ここからさらに私の心をさらけ出しているため、有料にさせていただく。行動や感情をアップデートするたびに更新するので、ぜひ読んでいただけたら嬉しい。

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