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多汗症治療記

私は手掌多汗症だ。
テストで用紙がしわくちゃになって困ったり、一度だけテスト用紙の端が濡れすぎて破けたことがある。

レベルで言うと3ぐらいなのかな?少なくとも2よりは確実に上。

で、今まで色々な治療法を試してきたので、それに関する記録をしていく。
ボツリヌスの注射以外は大体やったはず。

本当に記録なので、私の主観によるもので学術的に正確な記述ではないということだけ断っておく。



1:イオントフォレーシス

私はダーマドライというものを使っていた。当時はamazonで4万円ぐらいで買った。
なんか電流みたいなのが流れる水に手足を20分ずつつけて汗腺の機能を阻害するみたいなやつ。

別記事からの引用で公式からの情報ではないので正確かはわからないが、週に3〜5回の治療を4〜6週間やってから、頻度を減らして継続するみたいな感じだった。

で、結論から言うと、効果はあった。
単純に言って汗は止まった。ほぼ。

ほぼ止まったしもう少しだけ継続していれば完全に止まってるって言えるぐらいになってた気がするのだが、途中断念した。

なぜかというと、一つ目の理由は手がパサパサ乾燥してあまり気持ち良くなかったためである。単純に手の汗腺を使えなくする効果があるため、元々必要な潤いも必然的に失くすのである。

で、そのカサカサ感というかガサガサ感が意外にも自分にとっては不快だった。(別に我慢しようと思えば全然できるレベルではある。マジで。)

後述するが漢方とかで汗が止まってる時はなんとなく手が気持ち良く緩んで爽やかな感じなのだが、この治療ではいつもみたいに手が突っ張ってエネルギーが集まってるみたいな感じなのにガサガサしている感触があるのだ。労力の割にはあまり爽やかではないなと私は思ってしまった。

二つ目の理由は単純に手間がかかりすぎることだ。
病院での治療だと多分こんなに高頻度でやる必要がないのだが、ダーマドライの場合は別である。

一回の治療で、40分間手か足を固定した姿勢で耐えた後に、鉄板、ケース、タオルを洗って乾かす必要があるのだ。

これを週に5日、少なくとも私の場合は二ヶ月以上やらないと明確な効果は感じられなかった。

てな感じで結構苦労した上で、あまり快適ではない手の感触だったためこの先もこの手間が(頻度を減らしていいとはいえ)続くならもういいかなーとなった。


2:漢方

これには正直めっちゃコストをかけた。
人によってはお勧めできるかもしれないが正直わからん。

結論から言うと効果はあると思う。
実際、特定の漢方を処方してもらっていた時にあれこの感じだと普段は全然汗が出てるんだけど今は出ないな!みたいなのは結構感じた。

その時は漢方を飲んだ直後1時間だけの効果だったりしたが、継続的に取り続けることでずっと汗が出ない身体の状態をキープできるようになると言う話だった。

実際そうだったとは思う。

ただ、私はその時全く関係ないことで途中で体調をかなり崩してしまったこともあり、途中からそっちの治療が始まった。特に体調が悪くなると手汗はもっとかくようになってしまうため、プラスの効果をマイナスの要素が相殺してしまい汗が止まると言う状態を感じられなくなってしまった。

私の場合は月に1万強ぐらいの金額をかけていたが、学生の身分ではそれ以上継続できなかったため途中断念した。

漢方の良い点は実際治る可能性があるところだ。

また、難しいと感じる点は腕が良く信頼できる医師(?)を見つける必要があるということ。そして、最初から明確に効果が出るって言うわけじゃない場合もあるので、それなりのコストがかかる中でどこまで信じてついていけるかが人によって異なるだろうという点だ。

実際かなりの期間かけて治らないってことも全然あり得るかなーとは思うし、数ヶ月であっさり治る人もいるかもしれない。

そんな感じなので正直見極めが難しい。金銭に余裕のある方は選択肢として試してみても良いかもしれない。


3:塩化アルミニウム液

これは一時的に手汗を抑えるための塗り薬みたいなやつだと思う。普通に自分には効果がなかった。人によっては効果あるらしい。


4:低血糖症の改善

実質ここが今日の本題。
これは素晴らしい。マジで。

まず前提として自分は低血糖症という症状を持っている。そのことは最近知ったのだが、その治療法を調べる中で低血糖症の治療が多汗症の改善に効果があるかもしれないということを知った。

私は完全に以下の記事を参考にしているのでちゃんとしたことを知りたい方はこっちを参考にしてほしい。

で、とにかく上記の記事を参考に低血糖症治療というか対策をしているのだが、低血糖の症状が完全になくてすごく身体が快適!っていう時は汗もすっきり止まるのである。

これはすごい!!
正直その状態になる時とならない時はあるが、とにかく前提として低血糖という症状がいい状態の時は多汗症が一時的にでも止まるのは確かなようだ。

で、自分はそもそもそれなりにひどい低血糖症を持っているようなので、しばらくは地道にこの線で対策をして改善していこうと思っている。

地道にやっていくので、また報告するかも。
できれば完治報告までここでしたい。

多汗症については他記事でも書いているので、興味ある方はフォロしてもらえると嬉しいです。

今日はそんな感じで。ではではー。



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