見出し画像

【育児】休職しながら考え中。

休職している今、メンタルがおぼろ豆腐になっている。

外に出れば働いている人たちを見ては罪悪感を覚えるし、親子連れを見かけると私はなぜ子供と一緒にいてやれないんだろう、と落ち込む。

そこで、私、働けなくなったことに傷付いているんだなあと気づいた。

(あんなに働きたくないって思ってたのに!!)

働けるってすごいことだよなあ。


でも、良かったこともある。それは育児に全力を注げること。
今は早めにお迎えに行けるので、そのまま公園に行って遊ぶのが日課となっている。
夕方の少し涼しい時間に、子供は滑り台を滑り、ブランコ(まだ自分では乗れないので乗せてあげる)に乗ったりして遊ぶ。子はよく笑い、走って、転んだりする。

砂がついた手を見せて、
「てて、ゴシゴシ」
と言い、備え付けの水道へ自ら走る。
手を洗いつつもわざと全身を濡らして「びしょびしょ!」と笑っている。
そしてまた走って転ぶ。泥だらけになりながら滑り台を滑り、「かーちゃんも!」という。
いつもは一人で滑るのに、今日は一緒に滑りたいらしい。子を抱きかかえるようにして一緒に滑ると一人ですべる時より嬉しそうで、声を上げて笑っている。

大きな蜂が私の近くに来ると
「かーちゃん、ハチ!!」
と必死の形相で訴えて逃げるように促す。
蜂が怖いっていつのまに知ったんだろう。

蜂が去るとまた走って遊具のほうに行く。
もう帰ろうよ、びしょびしょだよ?と言っても「ヤダ!」と大きな声で叫ぶ。

駆け出す子の背中を見て、こんな風に子供と全力で遊んだのはいつぶりだろうって考えた。
思い返すと子と接しているとき、いつもずっと何かを考えていた気がする。なにしてたんだろう。子はその間にも成長してしまうというのに。

なかなか帰りたがらないお子はついにしゃがみこんで「だっこ」と言った。
近づいて、手を伸ばして抱っこする。

泥だらけでびしょびしょの子供も今は躊躇なく抱っこできる。

なぜなら、毎日てきとーな服を着ているから。

帰って一緒にお風呂に入って服は洗濯すればOK。

働いてるときは、こんな風におおらかに考えることもできなかった。


子供の笑顔を見ていたら、今のこの選択は間違ってないんだなと思える。
一日中ぐるぐると考えて、何度も焦ったり迷ったり落ち込んだりするけれど、"間違ってない"って思える時間があることに救われている。

そして、子供に「おやすみ」を言った後、今日もいい日だった、と思う。

(日中、あんなに消えたいって思ってたのに!!)


そんな日々。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?