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あの日、君は何をした

こんばんは!うーみんです。秋も一段と深まり、夜風に「さぶっ」となりながら冬がもうそこまできてるのか....と感じています。すごく暑がりなので夏より冬派なのですが、これは究極の選択で。おなかが痛くなりやすい体質でもあるので寒すぎるのも苦手です(笑)秋のはじめの心地よい感じがずっと続けばいいのになあ。

さて、もう4日前ほどになりますが、前回のnoteで触れていた小説を完読しておりました!まさきとしかさんの『あの日、君は何をした』です。かるーく物語を説明すると、幸せに暮らしていた4人家族(母、水野いずみの視点から始まります)。息子の水野大樹が逃走中の連続殺人犯に間違えられて事故死してしまい、家族を取り巻く生活が一変してしまいます。私はここでの母(水野いずみ)の思想や言動に違和感を抱きました。息子への執着や被害妄想に少しの恐怖感もありました。

そして15年後、全く別の場所で若い女性が殺される事件が発生し、浮気相手の男性も行方不明に。共通点のない2つの事件が繋がりだすとき、予想だにしない展開が待ち受けていました。物語が1部と2部に分かれており、繋がりがないように思えるふたつのストーリーが交わるとき、ページをめくる手を止めることができなかったです。そして登場する様々な”母”という存在に、考えさせられるものがありました。私も母になったら共感できる部分があるのかな、とか。色んな家の事情があったり、家族の世界があったり。。

”なぜ死ななければならなかったのか”

その謎に一歩近づくとき、私は怖さよりも悲しさが強かったです。まさきとしかさんの小説を読んだのは初めてでしたが、とってもドキドキハラハラできておもしろかったです!どんでん返しだったり最後の何ページで驚くべき展開が!みたいな小説が大好きなので、大好物の作品でした。

ではでは、おやすみなさい。


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