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すろーな編集長日記

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静岡県内(主に中部地区)で発行するフリーマガジンの編集長やってます。現在2年目。今までのほほんとやってきすぎたので、考えるトレーニングも兼ねて綴ります。タイトル通り、すろーな更新… もっと読む
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記事一覧

2024年のテーマ

というか心構えを3つ、決めました。 1つ目は「行き当たり、ばっちり。」 いつも行き当たりば…

"まちにこい"存在に。

先日ふと、もっと"まちに濃い"存在になりたいな、と思った。 以前から、紙の上で情報を扱うだ…

取材はコミュニケーション♪

お盆休み、グランシップ静岡 で開催された平間至写真展を見に行った。 作品そのものも素晴らし…

「説明」じゃ、人は感動しない。

お盆休み、藤枝市文学館で開催中の#田島征三アートのぼうけん展を鑑賞に。 迸るエネルギーが感…

12年目のはじまり。

11年目は、その直前に入社した社員を筆頭に今年4月入社の新卒2人を含め5人の仲間が増えました…

『10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい』に学ぶ編集の妙。

帯に書かれた通り、〈実験〉的エッセイであり、部屋を巡る空想譚。 その執念のようなリサーチ…

『ここ最近のいくつかの対話から感じたこと。』を書いてからさらに考えたこと。

を書いて翌朝、「あれ、ちょっと違うな」と思ってしまったんです(笑) それから2週間近く経ってしまいましたが、 自分の思考は上書きされたので、こちらにも記しておこうと思います。 すろーかるを編集する時は、 6万人(発行部数すべてが誰かのもとに届いていると信じて) と 目の前の身近な人 その両方を意識することが大事。 と書きました。 6万人とは発行部数に対する読者。 直接相対することがなく、ゆえに少し遠く感じる存在に対して、 直接会うことができる人たちを「目の前の身近な人」

ここ最近のいくつかの対話から感じたこと。

すろーかるを編集する時は、 6万人(発行部数すべてが誰かのもとに届いていると信じて) と 目…

お茶をゆっくり味わえる素敵な場所がオープンします。

先日読んだ『#みらいめがね2 』で、#荻上チキ さんが自身のこんな習慣について書いていました…

深みが増したように感じたUNMANNED2022 無人駅の芸術祭/大井川

もう終わってしまう時期になってしまいましたが、 今年の「UNMANNED 無人駅の芸術祭」の感想…

前向きは楽しくてイイ!

先週、今週と、長くお世話になっている方々と再会させていただく機会が続きました(その多くは…

〝らしさ〟とか独自性とか。

先日、うちの雑誌には「独自の視点での文章、編集がある」的なことを言っていただいた。 すろ…

視点をずらせば。

先週金曜日、静岡市番町市民活動センターが主催する「えもなトーク」にリモート参加。 シズオ…

「言語力」と「言語化力」を駆使し、「実感」と「表現」を行き来する。~文章力・表現力を上げるヒント~

先日、「読み手にイメージが浮かぶ文章、言葉を紡ぎたい」と書きました。 そのための、 その力を鍛えるための、ヒントを見つけました。 その時も読んだ本がヒントになっていたのですが、これもまた本から。 森田真生『数学の贈り物』より 実感を表現に写し取ったり、逆に表現にしたがって実感を更新したり。その往復こそが、創造行為の醍醐味だろう。 ところで、表現が実感を牽引するのはいいが、実感が表現を手元にひき寄せ続けることも重要である。 でないと、表現はすぐに空疎になる。 取材をして