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どこかに属さなきゃ私は生きていけないのか。

GW明けの仕事はさぞ忙しいんだろうと覚悟して今日出勤したんだけど、案外そうでもなくて思わず拍子抜けしてしまった。あんなに行きたくなかった仕事なのに、30分も経てばいつもの仕事モードの私に切り替わってしまえた。そして、特に仲が良いという訳でもないのに、職員たちと久々に会うと安堵というか安心してしまう自分に驚いた。

1年前までは大っ嫌いな職場で早く辞めたくて辞めたくて仕方なかったんだけど、意外と人って環境に慣れていけるんだなと思った。

「こんな所にいたくない、私とこの人達は違う。」

そう思っていたはずなのに、私は結局この人達に合わせてしまっているのだ。表面上では仲良くして、裏ではお互いの文句を言いあう。

そういう女の人達が嫌いだし、自分はそうはなりたくなかったのに、結局は私も女の醜い部分を持っているんだよな。

私は子どもの頃から変わってない。強い人には歯向かわず、同調することで女の社会を生き抜いてきた。仲間外れにされれば、この世界では生きていけないから。目立たないように、でも暗すぎると嫌われちゃうから慎重に。

“とりあえず生きていくのが辛くない位置” を探すので精一杯だった。

強くて芯のあるカッコいい女になりたいんだけどな。見せかけの優しさじゃなくて、心から他人に優しくできる人でありたい。私はそうは思わない、あなたたちは間違っている、と言える女でありたい。


もう大人だから、自分が属する場所は自分で決めるよ。私は私が好きな人と仕事したい。尊敬できる人と一緒に働きたい。もう子どもの頃の私じゃないから、私が楽しく生きていける世界を作っていくよ。

できるかどうかは分からないけど、そうしたいって思えたこと自体、私は成長しているって信じたいな。

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