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ワットポーに行くはずが、なぜかボートツアーに参加することになってしまった話。

怒涛のタイ初日が終わって、次の日も残り時間でタイを満喫するため行動開始です。

トゥクトゥクで移動!


今回の旅の中で、トゥクトゥクは結構利用しました。
タイではタクシーよりもすぐにつかまるし、気楽に乗れると思います。
でも、高い料金をふっかけられることもあるので要注意。
おかしいと思ったら、ちゃんと値切りしましょう。

楽しいトゥクトゥク。


しかし、結構なスピードで走るので初めて乗った時はびっくりしました。
後ろの席でギャーギャー叫ぶ私たちが楽しんでいると思ったのか、ドライバーのお兄さんは得意げにさらにスピードアップしたもんで、まじで死ぬかと思いました。


一種のアトラクションです。



バックパッカーの聖地、カオサン通りにやって来ました。

昼間は人通りが少ない。


お土産屋さんをのぞいたり、ビール片手に通りをぷらぷら。


レオ!


カオサン通りに来たら、やっぱりここでも写真を撮らないと。

ドナルド・マクドナルドと一緒にサワディーカ〜。


少し散策して、お昼の時間なのでカフェでランチにしました。

何を食べたかは忘れたけど、笑顔だから美味しく頂いたのでしょう。


カフェでゆっくりくつろいで、この後は有名なワットポー(バンコク最古の寺院)へ行くことになりました。
タイに来たら一度は訪れるとこですよね。


カオサン通りから歩いて移動していると、ワットポーまでもう少しで到着と言うところで、1人のオジサンが急に道端ですごい勢いで話しかけてきました。
カタコトの英語だったような気がするけど、「どこに行きたいの?」みたいな感じでずっと聞いてくるから、「ワットポー」と答えると、そこはもう時間的に閉まっているから中には入れない、もうクローズ!的な感じで必死にアピールされて、「え?もう中入れないの?」「どうする?」と困惑した一同に、「ボートで外から見えるからそれに乗ったらいいよ」と提案されました。

「ボート?どう言うこと?」と疑問に思いましたが、とにかくオジサンは「このまま行っても中には入れないんだから意味がないよ!」とばかりに必死に訴えかけるので、とりあえずボート乗り場を教えてもらうことに。
「ボートに乗るってことは、水上マーケットとかもあります?」とちょっとした好奇心で聞いてみたら、「あるよ!」と自信満々に答えられました。

待ってましたとばかりに何やら地図を取り出して、ボート乗り場の場所を見せ、「ボートに乗るときは観光客だと料金高くつくから、留学生だと言って乗りなさい」みたいなアドバイスまでされました。

それまではまだそこに行くか決めてなくて、このオジサンと別れたらとりあえず先に進んでみて、本当に中に入れないか見てみればいい、と思っていました。

するとオジサンは、近くに止まっていたトゥクトゥクのドライバーを呼び寄せ、5人で1台に乗れるから!俺がボート乗り場までこの料金で行くようドライバーに伝えてあるから心配するな!みたいな感じで、あれよあれよとあっという間にトゥクトゥクまで手配されてしまいました。

ここまでくるともう何だか断れず、「じゃあ、行ってみるか・・」ととりあえずトゥクトゥクに乗ってしまった私たち。

うまい具合に流され断りきれない日本人観光客の図。



数分でボート乗り場に到着すると、そこでもスタッフに待ち構えられていました。
「私たち、留学生です!」と答える暇もなく、お金を払ってすぐにボートへ案内されました。

ボートに乗り込むメンバー。


あれ?乗るのは私たちだけ?
貸切??

ボートには操縦士の男性が1人、お客さんは私たちのみ。
この時、やっと、ボートツアーに申し込んでしまったのだと気が付きました。
本当に凄まじい一連の流れでした。

みんな乗り込んだら、ボートはすぐに出発。

簡単に騙される日本人観光客の図。



何だかよく分からずスタートしてしまったけれど、ボートに乗るのは予定してなかったので、これもいい経験かも、と思うことにしました。(前向きに)

水上から見える民家。


操縦士がほら見て!と指さした方を見てみると・・・

何あれ!?
でかいっっ!!

すぐそこに民家が並んでいるのに、普通に岸辺を歩くオオトカゲがいました。
タイではそこらじゅうに生息してるみたいですが、初めて見たので衝撃でした。


少し進んで、ボートが速度を落とすと、一隻の手漕ぎのボートが近づいて来ました。
女性が1人で乗っていて、ボートの上には荷物がたくさんのっています。


「なになに?」と思っていると、小さな仏像の置物を取り出して、「これどう?」と言うように私たちに見せてきました。

え、これってもしかして、また売りつけられてる??
もしやこのおばちゃんまでも一連の流れでセット?

おばちゃんは仏像の置物のほかに、ゾウの置物、ボートのミニチュア、缶ビールなどを取り出して見せてきました。
缶ビールくらい買ってもいいかなと思ったけど、ここは船上でいつトイレに行けるか分からないため、結局誰1人何も購入せず、おばちゃんは諦めてボートから離れていきました。


売り物に全く興味なしの一同。



おばちゃんが離れた後、私たちのボートはまたスピードアップして進み出しました。
あれから一切水上マーケット的な場所に行くことはなく、あの最初に会ったオジサンが言っていた水上マーケットとは、この手漕ぎのおばちゃんの販売のことだったのかと気づきました。

いや、想像してたイメージと全然違う!

もっとフルーツとかかわいいお土産がカラフルに陳列されていて、そこらじゅうにボートがひしめき合って賑やかな場所に行けると思っていた・・。


なんちゃって水上マーケットの後もワットポーを本当に見ることができるのか分からないまま、ボートは進んでいきます。

途中で、鯉か何かに餌やりする男性の様子を見ましたが、これもツアーのプログラム?


そして、ある岸辺に着岸したボート。
操縦してた男性が言うには、どうやらトイレ休憩をしてくれとのことらしい。


途中の公衆トイレ。


それならさっき、おばちゃんから缶ビールくらい買っていてもよかったかな。


全員トイレを済ませてボートに戻り、再び水上ドライブが再開しました。

後半は次回へと続きます。


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