志の会② 鹿島神宮編

水戸の街で、スナックシバき倒そう!
と勇ましく出掛けたものの、逆にシバかれた一行(笑)。
早々にホテルに戻って世界平和を祈る事になりました。(そう言えばドーミーイン水戸のサウナが中々良かった!水風呂の温度が少し残念。外気浴は👍)

翌朝、早朝に水戸を出発して「鹿島神宮」に向かう。
途中で昨夜お世話になった大洗町方面を通り、1時間半程で鹿島神宮へ。
水戸を出てから降り続いていた雨は、僕らの到着を歓迎するかの様に晴れ間に変わった。

前回、三合会局で伊勢神宮・白山比咩神社・箱根神社に参拝させて頂いた時の事。
その週はほぼほぼ雨・風の予報だったにも関わらず、当日は無風の日本晴れ!ヘリで伊勢神宮に向かう道中、箱根上空で湯気の谷を観て、初めての角度から絶景の富士山に手を合わせる事が出来た。

(なんだか、イキってる感が出過ぎなので暴露すると、最年少会員の社長は元々ヘリコプターのパイロット。愛知県警航空隊に採用された事のある異色の経歴の持ち主。彼のおかげで、すごくリーズナブルにヘリコプターの旅が出来た。この話はまたの機会に)

伊勢神宮を参拝して、伊勢のヘリポートから大阪の八尾空港まで向かう空路。そこまでの日本晴れが一転、日本海側と太平洋側のちょうど境目(感覚的には琵琶湖の真ん中くらい)から、突然雨が降り始めた。日本海側、宿泊地の金沢に着く頃には大雨雷。

一泊して、翌朝一番に陸路で白山比咩神社に向かうも、外はどしゃ降りに雷。おいおいって心配する位。
それが車を降りる頃にピタッと止んで、僕らは傘を使う事もなく参拝させて頂く事が出来た。そして車に乗り込もうとするまさにその時、さっきまでの雨が戻って来る・・・という神秘的な体験をした事がある。

少し長くなったけど、このときの経験もあり、僕らは鹿島神宮でもさらに、感謝を深めた。

東国、かつては朝廷のその支配が及ぶ最北でもあった鹿島神宮は、香取神宮と並んで武の神様としても崇められてきた。

いつも通り、正装(僕らの正装は紺無地のスーツに白シャツ、紺無地のネクタイに黒い靴、これは親分の教え)で手水を取り、正式参拝で神職のもとお祓いをして頂く。

正式参拝が終わると、普段一般の人が入れない所まで案内して頂けた。(こういう騒動の中、若い経営者が東京から4人で来てくれた事を神職はとても喜ばれたとの事)

この鹿島神宮は2600年前に造られた神社で、今の本宮は徳川秀忠建立。
本殿の造りは東照宮のそれに似ている。
何よりも本殿の裏にそびえる樹齢800年、高さ40mの巨大な杉は、とてつもない気を発している。

鹿島といえば、塚原卜伝のイメージが強かった僕は、
“鹿島立ち”という言葉を知る。

昔の東国の人々が防人として旅立つ前に、鹿島神宮で安全を祈願した事に由来していて、旅立ちや物事の始まりに鹿島神宮を参拝する事を“鹿島立ち”云うらしい。

僕は、人より多く神社に参拝させて頂く機会が多い。
月に一度位は主に都心の神社に安全祈願で参拝する。

本物の神社というか(僕ごときが何を言うのか、という感じだけど)、
神々しさを全身に感じる神社に参拝させて頂くと、何かが起こる。

そして、ちゃんと正装する事がとても重要だと思う。
自分達の気が引き締まるのはもちろん、人や神様、敬意を払うべき相手には、きちんとした誠意を見せたい。

先人達の想いは、僕らが未来に願う事と同じ。

参拝の後、僕らは美味しい鰻を頂きましたとさ。


今に感謝する事、今に満足しない事。

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