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【初心者向けのお金の話】銀行預金じゃだめなの?

私はここ数年くらいでお金の勉強を始めたのですが、過去の自分も含めて、みんな思っている以上にお金、経済のことを知らないし、知らないところで相対的に損してしまっている。ということがわかってきました。

今日はなぜそう思うのか?について書いていきたいと思っています。

銀行預金じゃだめなの?

みなさんきっと銀行預金してますよね?自分と同世代(30代)や20代の若い子たちは、とりあえず銀行に預けておけ。と周囲に言われていたと思います。でも銀行って預けている(それで銀行がビジネスとして儲けている)にも関わらず、金利って0.001%とかじゃないですか?それって100万預けたら1年後にもらえる利息が100円くらいです。でも自分のお金の入出金手数料ですぐ100円、200円取られますよね?みんな銀行に預けておけば安心と思っているけど、生活しているだけで目減りしていくってなんか違和感ありますよね。

でも、昔はそれでよかった時代もあったんです。1985年だと金利が大体5%位あったそうです。100万預けたら1年後にもらえる利息が5万円です。預けているだけでそれくらいもらえるなら、銀行に預けるメリット大きいですよね。

でも日本はバブル崩壊後から長い間景気が低迷しており、そのあおりを受けて低金利の状態が長く続いています。

要は、昔は「とりあえず銀行に預けておく」でも正解だった時代もあった。ただ、現代においてはそうとも言い切れないよ。ということです。

日本以外の国ってどうなの?

実は日本以外の国に目を向けるとここ40年くらいで物価が2~3倍くらいになっている国が多くあります。アメリカやドイツで2倍超、イタリアは5倍以上になっているそうです。

では日本はどうか?と考えると、物価の上昇率は大体1.1倍程度。ほぼ変動していません。不景気と呼ばれている中だったので、当然といえば当然な気がします。

でも日本が物価上昇していなければそれでいいのでしょうか?日本は日本国内で消費する多くの物資を輸入で賄っていますね。このとき、海外の商品の値段が上がっていくとどうでしょう?当然ながら、スーパーに並ぶ野菜からガソリンなど、あらゆる物の値段に少しずつ響いてくると思います。

なんとなくわかりますよね?日本の景気が良かろうが悪かろうが、海外の物価上昇が止まらないとなると、私たちの家計にも少なからずダメージがあるということです。

具体的にどんな影響があるの?

このとき、貯金だけしている家庭はどうでしょうか?いま100万円の貯金をしている人がそのお金を元手に5年後に100万円の車を買おうとしたときの例で考えてみます。

貯金しているお金は100万のままほぼ変動していないと思います。一方、海外から部品を調達している車は、海外の物価上昇のあおりを受けて値段が110万に上がってしまいました。

こういうことって実は身近に起きていることを認識したほうがいいです。銀行に預けている貯金額は100万円で変わっていなくても、その100万円で買える物は少なくなっています。これって、相対的にお金が減っている(損している)といえると思いますが、目に見えづらいので、なかなか実感できないと思います。

さいごに

自分の資産を守るために、正しい知識を身に着けて資産運用を行っていくことがとっても重要です。引き続き勉強を続けて学んだことなどもここで公開していこうと思っています。

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