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【TED】~思うは招く~ Hope invites

突然ですが、僕の好きな講演を1つ紹介させてください。
植松努さんがTEDで登壇した際の「思うは招く」といった動画です。
Youtubeの再生数も530万再生(2021年3月現在)と有名な動画なので
知っている人もいるかもしれません。

もし知らなかった場合は、20分だけの動画なので
だまされたと思って是非自分の目で確かめてみてください。
とっても前向きな気持ちになります。

僕は自分の記憶に残すために内容を書き起こしてみるので
ネタバレが嫌な人は動画を見てから下の文章を読んでみてください。

~思うは招く~

植松努さんは、北海道にある小さな町工場の社長さんです。
外見はどこにでもいそうな温和なおじさんで、人によっては冴えない印象を受けるかもしれません。
でも中身はとても熱い志を持っています。


植松さんは宇宙に興味がありました。
おじいちゃんとはアポロ11号の話で盛り上がり、
おばあちゃんにはお金を貯めずに本を買いなさいと言われました。

でも学校の先生には理解されませんでした。

「宇宙なんて夢だ。いいからテスト勉強しなさい。」
「ちゃんと勉強しないといい学校・いい会社に行けなくて大変だよ」

学校の先生は
「安定していて楽ができる会社(学校)に行くために勉強しなさい」と言うけれど、
「勉強すると自分の能力が身につくのに、将来楽すればその能力を使わなくなる。では今勉強する意味ってなんだろう?」と思ったそうです。


植松さんは言います。
勉強すると、お金持ちになれます。
車が買えたり、おしゃれな洋服が着れたり、家を買えたりもする。
でもそれはお金がすごいんじゃなくて、お金を使って誰かがしてくれているサービスを享受しているだけに過ぎないんだと。

自分にできないことを叶えるためにはお金が必要です。
でも車が欲しいと思ったときに自分に車を作る能力があればお金はかからないし、逆に与える側にだってなれる。
できなかったことができるようになることが
大事でそれが「夢」なんだと。
学校の先生には理解されなくても、
本の中のライト兄弟が植松さんの夢を後押ししてくれたそうです。

社長になった植松さんは一時期成功するも大きな失敗に苛まれます。
その頃の植松さんは人が変わって焦りから何もかも合理でしか考えられなくなっていました。
しかし、ボランティア施設での出来事を通じて、人をやっつけてまでお金を稼ぐことに疑問を感じ始めます。

学校の先生が言っていた言葉で
「どうせ無理」という言葉があります。
植松さんはこの言葉を無くしたいと強く主張します。

どうせ無理とは、
人の自信と可能性を奪ってしまうのに簡単に言えてしまう恐ろしい言葉です。

人間が生きていくためには自信が必要なのに
どうせ無理が思考を停止させます。やっても無駄だと。
自信がなくなった人はお金で自分の自信を買ったり最後は人から奪うようになるそうです。

「どうせ無理」を言う人は
自分がやったことがない人です。
やったことがない人がやらないための適当な言い訳を教え、言われた人は何をすればいいかわからなくなります。


人との出会いには必ず意味があります。
人は足りないからこそ助け合うことができます。
足りないことを馬鹿にしたり、恥ずかしく思う必要はありません。
自分は中途半端だと責める必要はないのです。

植松さんは提案します。
「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら?」と。
出来ない理由を探すのでなくて、できる理由を探そうと。

やったことがないことに挑戦することは自信がつきます。
でも失敗はつきものです。
そもそも新しい挑戦に失敗するのが当たり前なんだからちょっとしたことで凹むのは勿体ないです。
まずいと思ったら逃げるもあり。
周りの大人は失敗をマイナスと捉えるかもしれませんが
やったことがないことに挑戦すること自体が尊いのです。

だから「どうせ無理」をなくして
可能性を広げてみんなの夢が叶う世界を作れるといいですね
と話を締めくくります。

~感想~

とっても前向きになる話で人生に迷ったときだけでなく、定期的に見たくなる動画です。

この動画はベンチャー企業時代の上司に教えてもらったのですが
当時かなり心を揺さぶられました。
話術のテクニックでなく、
植松さんの親しみやすいキャラクターや
等身大で一生懸命話している感じが胸を打たれるのです。

少なくとも尖った靴をはいたイケイケの胡散臭い自己啓発動画よりは説得力があります。

個人的に高校生や大学生におすすめしたい動画です。
春休みの期間を使って、見てみるのは如何でしょうか。
TEDは他にも動画があるので漁って見るのも面白いかもしれません。

最後に

植松さんは前向きに新しいことに挑戦し続けることの
大切さを教えてくれました。

僕は休職というすごろくで言う「1回休み」を経験しているものの
その中でも新しいことに挑戦するようにしています。

このnoteもそうです。
最近リワークといった復職支援施設にも通い始めました。

昨日の自分よりできることが増えるように。
毎日が挑戦です。

「寝る前の3行ポジティブ日記」というのも昨日から始めてみました。
リワークの先生曰く、続けていると自信がついてきネガティブな思考パターンになりづらくなるそうです。
必ず3行以上書くのが大事なそうで、最初は難しいかもしれませんが
毎日の良かったことをメモベースでもいいから残しておく。
そんなことに取り組んでいます。

というわけで、今日のポジティブ日記はこちら
・早起きしてマックで朝活できた。
・昼寝せずに1日を過ごせた。
・このnoteについて、自分的に満足に書けた。

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