行けないイベントの計画を立てて、小さな夢を叶える
ありがたいことに、2023年はさまざな文具イベントや展示会に行けた。今でこそ動きやすくなったものの、子どもがもっと小さいときや、さまざまな事情で気軽に出かけられない時期もあったのだ。
そんなときでも、行きたいイベントの計画は立てるようにしていた。たとえ、実際に行けなくても。そうすると、別の小さなやりたいことが叶って行く。
「行けないイベント」の計画を立ててみる
今年、私はどうしても行きたいライブがあったが、大阪公演しか日程が合いそうになかった。しかも、私は東北在住であり、日程はシビアなものだ。このケースを例に使いたい。
交通手段
宿泊場所
夕飯をどこでとるか
かかる費用
など、会場への行き方はもちろん、
子どもを誰に預けるか
家事をどのくらい省略するか
仕事に支障はないか
なども同時に考えている。
ちなみに今回のケースの場合、「少しでも条件がずれると、計画が詰みやすい」と結論が出て、結局ライブには行かなかった。
あなたは365日「そこ」に必要ですか?「手間抜きリスト」のススメ
計画を考えた時間は決して無駄にならない。「行けないイベントの計画」を立てるとき、
ケアが必要な家族を誰に預けるか
家事をどのくらい省略するか
仕事に支障はないか
を考え抜く。それを手帳やスマホのメモ帳など、目に見える形でリストアップしていく。「手間抜きリスト」を作るのだ。すると、普段の生活でも多少手が抜けそうな部分が見えてくるだろう。
家族を1日中見てもらえなくても、半日は見てもらえるかもしれない。実は一緒に参加できる年齢になっているかもしれない。掃除は毎日しなくていいし、料理はテイクアウトすればいい。1日ぐらい有給を使っても、会社は潰れない。
当たり前のことに思えるが、育児・介護などのケア労働に一生懸命従事したり、仕事に夢中で取り組んでいたりすると、その事実が見えなくなってしまうことがある。
「やりたいことリスト」も作ろう
時間を作って「行けないイベント」以外にも、やりたいことを書き出してみる。願いの大小は気にしない。やりたいことリストは()内のように実際にかかる時間も考える。
東北から関西へのライブ遠征(2日)
新しいコートをお気に入りのショップで試着して買う(半日)
カフェで手帳タイム(1時間)
県内の文具イベントに行く(半日)
1人で近所のドラックストアに行って、新作コスメを買う(1時間)
リストアップしたら、かかる時間ごとにまとめると見返しやすくなる。
考えると小さな計画が動き出す
「手間抜きリスト」を眺めると、「やりたいことリスト」で叶えられそうなものが見つかる。「東北から関西へのライブ遠征」は無理でも、「1人で近所のドラックストアに行って、新作コスメを買う」時間は捻出できるかもしれない。
もうちょっと状況が良くなれば「県内の文具イベント」は行けるかもしれない。そうやって少しずつ小さな計画が動き出していく。最初から「できない・行けない」と考えてしまうと、本当に何もできなくなってしまう。普段から計画を立ててチャンスを逃さないようにするのだ。
チャンスのためにやりたいことを書き出そう
人はどうしても動けない時期がある。そんなときでも、会いたい人、行きたい場所、食べたいもの…計画を立てるのは自由だから、自分のために時間を使ってやりたいことを書き出してみよう。
計画は夢への地図だ。目の前にチャンスがやってきたら、「手間抜きリスト」と「やりたいことリスト」をチェックして、自分の願いを叶えてみてほしい。
ご興味あったらこちらもどうぞ
文具マガジンやっています。文具の使い方の他に、商品レビューも書いています。
▼手帳の使い方について詳しく知りたい方はこちら。私の場合、スケジュールやタスク管理のための「書く」手帳、手帳デコやシール集めなどの「楽しむ」手帳を、用途別に分けて使っています。
▼スマートフォンやパソコン……「手書きの習慣」が減っている人ほど、意識的に書く習慣を作ってみると、新たな発見があるんです。
▼X(Twitter)では最新の更新記事や購入した文具をリアルタイムで紹介しています。ご興味ありましたら、フォローお願いします!
この記事が参加している募集
この記事が、共感できるな・おもしろいなと思って頂けたら、「スキ♡」を押してくれるとうれしいです。(♡はnote会員以外でも押せます)SNSでのシェアも大歓迎してます!