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待望の東北初開催!「文具女子博 学園祭i n仙台2023」に行ってきた

日本最大級の文具の祭典「文具女子博」。東北初開催となる、文具女子博 学園祭 in 仙台2023に行ってきた。本来なら2020年に開催するはずだったか、新型コロナウイルスの流行に伴い中止。待望の日を迎えたのだ。

会場は、東北工業大学 八木山キャンパス。文具女子博初の学校開催だ。学校開催ならではの企画もあり、まさに文具を楽しむ学園祭だった。


文具女子博戦利品10個

心弾み、お財布の中身も弾む文具女子博。ということで、購入を紹介したい。順番は会場MAPに合わせている。

①himekuri free|himekuri

最初に紹介するのは、himekuri「himekuri free」。好きな日付を書き込んで使う付箋だ。付箋には、白抜きのデジタル文字が書いてあり、塗り潰すだけで日付シートが完成する。

柄は全9種類。私は、水彩の重なりが美しい「watercolor」を選んだ。手帳の日付や食品開封日のラベルなど、日常を彩ってくれる付箋だ。私はノートのデコレージョンに使いたい。

余談ではあるが、日めくりカレンダー「2024年版 himekuri」の商品説明をしてくれたメーカーの方が、大変わかりやすく来年度版を購入したくなった。後々の会話で、社長であると名乗ってびっくり。

▼今回紹介したhimekuri freeはこちら。

②京の音  秘色|TAG STATIONERY

次に紹介するのは、TAG STATIONERYの筆記用インク「京の音  秘色」。日本伝統の和色を現代の解釈で表現したインクは、どれも上品なのに、親しみやすい色をしている。

使用用紙: 渡邉製本 Ink Log マシュマロCoC スノーホワイト

私が選んだものは、「秘色(ひそく)」。青磁器の色のような淡い緑色を指すそうだ。白い紙の上に書くと、上質な食器の模様のよう。「秘色(ひそく)」で文字を綴ると、凛とした気分になる。

▼今回紹介した筆記用インクはこちら。

③mutsugami(むつがみ)|kaku souvenir

続いて紹介するのは、kaku souvenirの一筆箋「mutsugami (むつがみ)」。6種類の紙が製本された一筆箋。四季がテーマになっており、春眠(shunmin)・薫風(kumpu)・桐一葉(kirihitoha)・霜柱(shimobashira)の4種類から選べる。

暦の上では秋だが、まだまだ暑い日が続くので、今回は薫風(kumpu)を選んだ。爽やか色合いとさまざまな質感の紙が、気分だけでも涼しげな気分にしてくれる。

色が違う、書き味が違う…日替わりで紙を変えるのが楽しい、そんな紙沼の入り口に立たせてくれる一筆箋だ。

▼以前紹介した記事はこちら。使用例も載せている。

▼今回紹介した一筆箋はこちら。

④プロジェクトペーパー B5ハーフ|オキナ

今度はレポートパッドの紹介だ。オキナ「プロジェクトペーパー B5ハーフ」はB5サイズのレポートパッドを半分の大きさにしたもの。

2020年から、テレワークの普及により、パソコン前に置きやすい「ハーフノート」が新しい規格として、各種メーカーが作っている。

「プロジェクトペーパー B5ハーフ」の大きな特徴は、どの方向から見ても表紙のデザインが損なわれないことだ。メーカーさん曰く、左利きの開発担当者のアイデアだそう。私も左利きなので、思わず手に取ってしまった。

ノートは全4種類。私が選んだのは、シックな「ムーンストーン」。それぞれ宝石の名前になっている。5mm方眼は、ノートの表紙に合わせた色になっており、おしゃれな色合いだ。

⑤isshoni.ペンケース付きノートカバーPVC|ダイゴー

今回の本命は、ダイゴーのペンケース付きノートカバー「isshoni.ペンケース付きノートカバーPVC」。こちらの「花火柄」文具女子博限定である。(本当は「ずんだ柄」が欲しかったけど、売り切れていた……。)

左利きに嬉しいアイテムを取り扱うオンラインショップ、「左ききの道具店」さんが紹介していたので購入してみた。「左ききの手帳」にシンデレラフィット、ペンケースが右側に付くので、左手で書くときに干渉しないのだ。

大きめのペンケースなので、カフェなど出先の手帳タイムのお供にぴったりである。

▼こちらは今回紹介したノートカバーの通常版。

⑥みにますて|パピアプラッツ

ここからはマスキングテープを3つ紹介する。1つ目はパピアプラッツの「みにますて」だ。こちらはイベント限定品。直径約2cmのマスキングテープが4柄、1つの箱に入っている。

私が購入したのは「クマさん喫茶」。喫茶店でおなじみのメニューから、ときどきクマさんがひょっこり。マスキングテープの小ささと相まって、かわいらしいデザインだ。1cm幅の細いマステなので、モチーフごとに切り離しても使えそうである。

▼公式オンラインストアはこちら。

⑦マスキングテープ 宮城ずんだ|SAIEN

2つ目は、SAIENのマスキングテープ「宮城ずんだ」。こちらは文具女子博 学園祭i n仙台限定品である。

宮城県の郷土料理「ずんだ餅」がモチーフになった柄。淡い色使いと箔押し、手書き風の英字の組み合わせのせいが、おしゃれに見えてくるから不思議だ。県外の方に送る手紙のアクセントに使いたい。

▼公式オンラインストアはこちら。

⑧マスキングテープ 星アカリ|シール堂

3つ目はシール堂のマスキングテープ「星アカリ」。こちらは先行販売品。8月10日から公式オンラインでも購入できる。「星アカリ」シリーズは、箔押しのみでデザインされた、キラキラ感にうっとりするマステ。

今回は、ラメ系シルバー箔×レインボー箔を使った「木立」を購入した。他にも、カッパー系マット箔とシルバーホログラム箔を使ったものもある。透け感のある白い薄紙がベースなので、白地のノートに貼るとおしゃれになじんでくれる。

▼今回紹介したマスキングテープはこちら。

⑨ブックカバー フリーサイズ|アーティミス

続いてに紹介するのは、アーティミス「ブックカバー フリーサイズ」。その名の通り、文庫判からA5判まで、自由にサイズを変えられるブックカバーなのだ。

一見紙のように見えるが、ポリエチレンファイバー素材のタイベック製で丈夫な素材。ブースでは、実際に破れるか試せるサンプル品が置いてある。サンプル品に直接水をかけ流す装置もあり、インパクト大だ。

ブックカバーを広げると写真のようになる。ガイド通り折っていくと、使いたい本の大きさになっていく。

仙台の新幹線なのにドクターイエローがいる理由もしっかり書いている。

たくさんのデザインの中から、今回は「アイコン/仙台新幹線」を選んだ。普段電車系は手に取らないのだが、さりげない「仙台駅」のデザインに惹かれてしまった。

▼今回紹介したブックカバーはこちら。

⑩ロルバーンカスタムメイドワークショップ|デルフォニックス

最後に紹介するのは、デルフォニックスの「ロルバーンカスタムメイドワークショップ」。こちらではオリジナルのロルバーンが作れるのだ。

注文票に丸を囲って注文。表紙、リング、ゴムバンド、方眼メモ用紙が自由に組み合わせできる。これまで行われた文具女子博のなかでも、人気のワークショップなので、今回作ることができてうれしかった。

▼公式オンラインストアはこちら。

イベントエトセトラ

文具女子博は文具の販売以外にも、文具にまつわるイベントが行われている。今回は時間の関係ですべて参加できなかったが、実際に体験できたものを紹介したい。

スタンプラリー

会場内にある来場記念スタンプを集めるスタンプラリー。出店者さんとのコラボデザインもある。スタンプラリーはいくつになってもワクワクするもの。思わずスタンプ探しに夢中になる。

文具女子博オリジナルのパスポート風ノートも販売している。こちらにしか押せない限定デザインのスタンプもあるので、ぜひ購入したい。

マスキングテープくじ&ビュッフェ

カプセルの中に、文具女子博オリジナルのマステ3種類のうち、1つ入っている。「マスキングテープビュッフェお楽しみ券」が入っていたら、好きなマスキングテープを台紙に巻き取れるイベントに参加できる。今回私は外れてしまったようだ。

文具縁日

文具女子博には文具を使ったミニゲームがある。そのなかでも、キャンバスに見立てた的に、空絵の具チューブを投げ入れる「狙って!キャンバス」は成功するとステッカーがもらえるのだ。

東北の地で、文具のお祭りが開かれる喜びを

普段は出会うことのないメーカーの方から、直接文具の説明やこだわりポイントを聞けるのは楽しい時間だった。東北では売られていないメーカーのアイテムを、直接手に取れるのもうれしい。

楽しい時間を届けるために、たくさんの時間と労力をかけてくださった、文具メーカーの方、文具女子博スタッフ、東北工業大学の皆様、本当にありがとうございました!

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文具マガジンやっています。文具レビューが気になる方はぜひ立ち寄ってください。

▼こちらはスークカンパニー主催の「SENDAI文具の博覧会」に行ってきたときのレポートです。

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