ペンの下の力持ち「Kiwami ライティングマット下敷」の愛を叫ぶ
共栄プラスチックの「Kiwami ライティングマット下敷」をご存じだろうか?
同社の「PET透明下敷A4判」の販売価格は税込319円なのだが、サイズか近い「Kiwami ライティングマット下敷 A4+ ブラック」は、税込1,045円。私は、この価格差3倍もある下敷きを愛してやまない。
そして、気づけば用途別に3枚も持っていた。
「Kiwami ライティングマット下敷」の魅力
Kiwami ライティングマット下敷は、軟質ソフト下敷である。学生のときに手に取ったであろうプラスチックの硬質下敷きとは違い、折り曲げても割れない柔らかい下敷きなのだ。
軟質ソフト下敷の程よい弾力は、ボールペンやシャープペンはもちろん、万年筆やガラスペンなど、さまざまな筆記具に対応。敷くだけでペンが吸い付くようになじみ、一度使えば最後、これまでの下敷きには戻れなくなってしまう。
また、これまで軟質ソフト下敷にはなかった方眼などの印刷が入り、使い勝手の良いアイテムになったのだ。
愛用中の「Kiwami ライティングマット下敷」3枚
書き心地にすっかりハマってしまった私の持っている、「Kiwami ライティングマット下敷」を3枚紹介したい。
①Kiwami ライティングマット下敷 A4+ ブラック
最初に購入したのが、「Kiwami ライティングマット下敷 A4+ ブラック」。A4
+という名の通り、A4用紙より一回り大きめのH306×W228mmの下敷き。そのおかげで、紙の端まで書き込みやすいのだ。
表面は10mm方眼になっている。罫線が8mmと太めなので、敷いた紙から方眼がしっかり透けて見える。
裏面は無地。光を反射しないマットなブラックなので、長時間見ても目が疲れにくい。
主な使用用途は、
趣味の書写
手書きの書類作成
写真撮影の背景
私の場合、いろんな用紙に書写するため、方眼と無地のリバーシブル、さまざまなサイズに対応できるA4+サイズは使い勝手がいい。
また、捺印マットの役割も果たすため、ボールペンと印鑑を行き来する手書きの書類作成には欠かせないアイテムだ。
生地がマットブラックのため、写真撮影にも便利。反射しない黒背景として、物撮りに使っている。
▼今回紹介した下敷きはこちら。
②Kiwami ライティングマット下敷 B6 ブラック
書き心地に感動し、次に購入したのが、「Kiwami ライティングマット下敷 B6 ブラック」。
主な使用用途は、
B6手帳用の下敷き
押印マット
私の主に使っている手帳がB6サイズなので、手帳でも快適な使い心地を味わいたくて購入。
また、持ち歩き用の捺印マットに使っている。書類はもちろん、観光地やイベントのスタンプをきれいに押せるため重宝しているのだ。
▼今回紹介した下敷きはこちら。
③Kiwami ライティングマット下敷 レタリング A4+
最近購入したのが、「Kiwami ライティングマット下敷 レタリング A4+」。
カリグラフィー用の平行線と、60°斜線が引いてある。
使用用途は、言わずもかなカリグラフィー用である。私は左利きのため、ペンを押すように書く「押し書き」。筆順の関係で、「引き書き」の右利きよりもカリグラフィーの難易度が上がってしまう。
カリグラフィーのペンは、線の太さを出すために筆記部分が大きめにできている。そのため、押し書きのときに抵抗が大きくなってしまう。
そんなとき、「Kiwami ライティングマット下敷 レタリング A4+」のクッション感が抵抗を軽減してくれるのだ。
紙の下の舞となってくれる「Kiwami ライティングマット下敷」
「Kiwami ライティングマット下敷」は、「縁の下の力持ち」「簀子の下の舞」という言葉がよく似合う。完成品となる書類やレタリングとは違い、表舞台には出てこないが、敷くだけで作品作りの快適度が違うのだ。手書きの機会が多い方は、ぜひ試してみてほしい。
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▼気がつけば、「Kiwami ライティングマット下敷」を紹介している過去記事が5つもありました。