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月曜モカ子の私的モチーフvol.229「朝起きたり夜起きたり」

規則正しい暮らし、について考えると一般的にそれは「早寝早起き」
しかし夜眠くなるととても困るのが酒場女主人という生き物である。
仕事中に眠くなるというのが目の前のお客様を粗雑に扱うようですごく嫌だししんどいので、どうしてもその時間にいかに万全であれるかを考え、
また同時に執筆の時間も冴え渡る脳みそで迎えなくてはならない。
そんなわけで最近わたしは「朝起きたり、夜起きたり」しているということです。

すみません、月モカはなるべくフレッシュにその日に書きたい、そんなわけで昨日はレディオの収録が日中だったんで帰宅してから書こうと思っていましたが、できずでございました。珍しく火モカ!

「朝起きたり、夜起きたり」というのはどういうことかというと、
もう24時間を一般の人のような時間軸で区切って「規則正しい」とせず、安眠をベースとして、それ以外の時間をとにかく全力で色々する、というルーティーンです。最近これがわたしの今のスケジュールと肉体には一番あっているのではないかという気がしてきました。

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「宵巴里」の直しは現在も、割と多角的に続いていて、
今やっている作業はもしかしたら作品そのものよりも重要かもしれないので、それをとにかく邁進しています。
同時に年末に向かうお店の営業もあるので、とにかく疲労を感じるときは、夕方の17時であろうと21時であろうと寝て、パチリと目が覚めた時は深夜の2時であろうと明け方の5時であろうと午前11時であろうと起きて、
作業にあたる。
(今起きてしまうと後で眠くなるから、もう少し寝ておこう)とかそういう思考を逆に捨てて、とりあえずやれることやって、そこで
「あ、疲れてきたかも」ってなったらそこで寝ます。
現在昼の12時なのでいいですが、これが夕方くらいだとそこでうまく仮眠できるかどうかが夜営業の肝。

なので結構12時間とかぶっ続けて寝て、もう寝れないくらい寝たら次の日はぶっ通しで起きている、ということをやるときもあります。

こないだは深夜の2時に起きて、原稿を数時間直し → 朝7時から萩の湯行って→ そこから美容室に行って → 少し仮眠して → お店に入りましたが、
この日は流石に詰め込みすぎた。
詰め込みすぎると仮眠の時間に、アドレナリンが出てて寝付けず、起きて店に行かなくてはならない時間にようやくめちゃくちゃ眠くなるという最悪の展開に陥ることがあります。そうなると営業中がめっちゃ辛いというか、
暇な金曜とかだと23時以降がめちゃキツいので、それも考えものだなあと思ったり。

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これはそんな深夜に模様替えをして2階から1階に移動してきた「BabyBaby」の原画。2002年に麻布の劇場(「蝶番」に登場する劇場だね)でやった芝居のチラシの原画で、妹のあやめっくすが描いてくれました。
今は雑貨などを作る仕事をしていますが、彼女が描く油絵が、わたしは結構好きなんです。

っていうほぼ、雑談みたいなものでここまで来ました。内容のない月モカですみません。その代わり、といってはなんですが、
おととい放送の「レディオイーディNezuU🌈」が年内最後の【ON AIR】となりまして(来週【OFF AIR】は放送される)、サプライズゲストを迎え、
豪華拡大版でお届け中です。

後半30分以降は、先日観に行った舞台「海王星」について話しています。
我が激愛の志磨さんが音楽、そして生演奏の指揮者もつとめておられますが、志磨さんとマリーズ、毛皮のマリー、寺山修司について話すとそれだけで1時間欲しいなってなるのと、舞台の「海王星」そのものの感想としてはまず偏りがないほうが良いのではないかと思い、どちらかというと物語に重きをおきまして音楽については来週のオフエアーで触れられたらいいなあと思っているところ。

そんなわけで今日は火モカ。
来週は必ず月曜日に更新します!


<モチーフvol.229「朝起きたり、夜起きたり」2021.12.21>

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☆モチーフとは動機、理由、主題という意味のフランス語の単語です。
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長く絶版になっていたわたしのデビュー作「蝶番」と2012年の渾身作「誰かJuneを知らないか」がこの度、幻冬舎から電子出版されました!わたしの文章面白いなと思ってくれた方はぜひそちらを読んでいただけたら嬉しいの極みでございます!