『よるのばけもの』(住野よる)読書感想
住野よるの作品は殆どが青春物語だけれども、たまには考えれそうな感じの内容がたまたまあった。
読んでみるとなんだかちょっと独特的な感じだった。
感覚的にはまるで雨に濡れたジトジト感が半端なかった。
この作品はいじめを受けられていた自分自身の感情のコンプレックスで、夜に化け物になってしまう話である。
いかにも考えられそうなファンタジー?なのである。
★感想
『君の膵臓が食べたい』の作家である住野よる。
今回は夜に化け物になってしまった安達(昼は普通)が夜野の学校で矢野と出会ってしまった。
矢野はいじめの対象で、逆にいじめかえそうとした。クラスメートで問題騒ぎで、彼女は結構ちょっぴり変な人でもあった。毎回、毎回、夜の学校で化け物姿の安達と矢野と一緒で、人間関係を基づく。何故、安達は夜の時間になると化け物の姿になってしまうのかは、それは校内環境が原因だろうと思った。やはり、いじめはよくない。例え、化け物だとしていても、葛藤と孤独が照らしている。
★オススメだと思うところ
住野よるの作品が好きな方、中高生の方にオススメ
★まとめ
これは面白いっていうかまあ、化け物になったクラスからいじめられている安達とイジメ側の共犯者でもあったちょっと変わり者の彼女矢野とのやり取りが面白かった。
やはり、こういうところは夜の間の機会しかなかったのであろう。
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