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明大前 真冬の夜散歩

2023 1/21(土)
明大前駅 若者がひっきりなしに通る
明治大学は、線路を越えた反対側
こちらは失われつつある最期の昭和感
串焼串揚鳥メロの隣はガスト
擁壁の裂け目にピンクの灯り(ガスト&居酒屋)
寂れた狭い通路に異様な妖艶さを放つ
コンクリートの擁壁から鮮やかな新緑が伸びる
真冬の土曜の夜
若者たちは立ち止まることなく、足早に過ぎ去って行く
京王線明大前駅に停車中の特急
灰色の擁壁にまだらに広がる茶色い錆が哀愁を誘う
すずらんを模した街灯
かなり明るい
寂れた風景の狭い小道だが
人通りが絶えない
灰色の上塗りがところどころ剥がれ 
ピンク色の下塗りが覗く
たんぽぽに似た、野芥子(ノゲシ)
冬空に向かい 細い手を伸ばす 
逞しい生命力
去年の夏、ここに古い呉服店があった
真冬の今は、更地
茶色い毛皮のような土
 2022年8月
取り壊し寸前の
谷口呉服店
左側の錆びたトタンの建物
茶色のチョコレートのような味のある錆
右手の『頼りになります商店街』の旗が
空き地だらけのこの路地には、意味不明過ぎ
道路予定地区
京王線は将来高架化と
写真手前側に交通公園が出来るらしい

謎の何かを孕んだ空虚感
チョコレートを流しかけたようなトタン塀の建物
シャッターの閉まった『春夏冬』という名の店舗
柱の落書きがオサレボンボン臭
さすが世田谷区
茶色い土と古びた建物の錆がいい味出してる
建物の窓の規格がナゾにバラバラ過ぎる
いつか道路になるまでの、儚い姿
こういう光景になぜか惹かれてしまう
無機質な壁と古びた建物
見知らぬ誰かを待っているような、妖気が
松原大山通りに繋がる踏切
都市計画で将来高架になれば渋滞解消⁈
柱の落書きは、踏切待ちのガキたちの
退屈しのぎの絵日記か
今回の散歩箇所
世区街13交通広場と京王線の線路沿いの、細く狭い小道
赤マルは、今回の散歩箇所
赤マルのせいか⁉️
なんだか〇〇◯な場所になってしまった(汗)

明大前の街づくりに携わる3名の都市計画専門家のひとり、東京都立大饗庭伸教授のブログ⤵️


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