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#6 筋トレがダイエットに効果的な理由 

新年明けましておめでとうございます。
皆様お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?

お正月といえば、餅やおせちと美味しいものを食べてゆっくり過ごすのが一般的です。
体重が増える要素しかありません。
ええ、私も例に漏れず+5kgほどいきました。

お正月明けは、正月太りを解消しようとジムへの人の量も一時的に増えるのですが、そもそも筋トレがなぜダイエットに効果的なのかご存知でしょうか?

今回は改めて筋トレがダイエットに効果的な理由をおさらいしていきましょう。

1,エネルギーの消費量が減るのを防ぐ

一般的に言われている「基礎代謝が上がる」効果です。

筋肉というのは人体の中で最も重量が大きい臓器で、基礎代謝量に大きく関係しています。
ダイエット中の食事(消費カロリー>摂取カロリー)では筋肉は基本的に減っていく為、食事だけでダイエットすると結果的に代謝量は減少していきます。

しかし筋トレをすることで筋肉量を維持することができますので、基礎代謝の低下を防げます。

さらに筋トレによるエネルギー消費もありますので、1日の総消費カロリーは増えて、長期的に体重を減らしリバウンドを防ぐことができます。

近年では「ダイエット時に減ってしまった筋肉量を取り戻すまで、体は脂肪を蓄え続けてしまう」という研究も出てきておりますので、筋肉量の維持は長期的に考えると非常に重要なのかもしれませんね。

2,食欲を抑え込める

「運動するとお腹が空いてかえって食べすぎてしまう」と思われがちですが、現代の運動生理学では「運動をすると食欲が減る」と述べています。

食欲というのはグレリンやGLP-1などのホルモンが、脳にある視床下部へ情報を伝達することで調整されています。

筋トレはこのホルモンの分泌に影響を与えるのですが、たまに行う運動と継続的な運動によって異なります。

まず「たまに行う運動」に関しては、運動の2時間後まで空腹感を減らしてくれる効果がわかっています。
これは運動後、グレリンの分泌量が減ったことによるものです。

これをうまく活用すると、飲み会などの前にトレーニングを行うことでその後の飲み会で食べすぎるのを抑えられる。という考え方ができます。

続いて「継続的な運動」に関しては、食事前に空腹感が高まり、食後後の満腹感が高まることがわかっています。

これは食事前にグレリンの分泌量が増え、食後のGLP-1分泌量が増えた事によるものです。なお食後の満腹感は約3時間程度続いたという研究もあります。

ここから分かるのは規則的な食生活のリズムを得られる為、無駄な間食を防げるというものです。

まとめ

・筋肉量を維持し、総消費カロリーを維持・向上させる
・運動後の食欲を抑え、食べ過ぎを防止する
・運動前後の空腹感、満腹感を高め規則的な食事リズムを得られる

筋トレは上記の効果があり、ダイエットに大変効果的です。

ジムでのウエイトトレーニングだけでなく、自重トレーニングでも効果的ですので、ダイエットを始める方はぜひ筋トレを取り入れてみてくださいね。

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