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ログを取る→可視化できる→コントロールできる。てこと

前回の記事では「習慣は確率だ」ということを書いた。
そして今回はその確率をイジる上で必要なログを取るということについて書きたい。

ログを取るということは可視化するということ。
目に見えるようにすれば人は正確に現状を把握できるし、格段にコントロールしやすくなる。

例えば家計簿。
家計簿はお金のログを取ってる。

先月食費にいくら使ったかわかれば今月いくらぐらい使うか予測ができる。
生活バランス崩すぐらい使い過ぎてたら減らすように我慢したりできる。

僕は数年前、自分の食費を計算してみたら月7万ぐらい使っててビビったことがある。
感覚と実態はこんなに違うものなのかと。

これがお金ではなく時間だともっとヒドくなる。
だってお金は減ったら困るけど、
時間は減っても死にはしない。

別に月〜金8時間仕事して、残りの時間はYoutubeを見まくってたって悪いことではないから。
普通に生活できるから。

でもこれは今をより良くしたい人にとっては良くないことだ。

だからログを取る。
時間の家計簿を記録する。

何時に何をやったかだけでいい。
最初はできるだけハードルを低くして。

だんだん習慣付いてきたらそのログを少しずつ詳しくしたり、
夜に見返して良かった点や改善点を探る。

例えば詳細を書くには
何時にどこで何をして、
どんな感情で、
何でその行動を選択したかを記録する。

そしてそれを夜に、夜が無理だったら翌日に見直す。
翌日が無理だったら週末でもいい。

見返して理想の行動はどうやったらできたかを考える。

ログは悪ければ悪いほど役に立つ。

例えば僕はこんな日があった。
朝のルーティンを終えたらカフェに行って作業をするつもりだった。

朝のルーティンは12時前には終わっていた。
そのまますんなりカフェに行けばいいのにいろいろと悩み始めた。

「土曜日のこの時間だと希望の席が空いてないかも」
「お腹空いたらイヤだから食べてから行こうかな」
「着いたら何しよう。なんか今やりたいこととかないしな…」

僕は完璧主義故にこうやって考え込むクセがある。
そして悩むストレスから回避するためかパソコンやスマホをいじりだす。

Youtubeを開いて1つ動画を見てから考えるか、、、
と気付いたら1時間ほど経っていた。

13時。
外を見ると暑そうだ。
そして時間帯的にさっきよりもカフェが混んでる可能性が高い。

「あぁ…日が落ちたら行こうかな」

ここでご飯を食べる。
ご飯を食べながらYoutubeを見る。
アマプラやTVerでドラマを見る。

ドラマの続きが気になる。
どんどん見る。
17時を過ぎ、
「あぁ…またやってしまった…」

でもこの頃には欲望に勝てず家から出られない。
ドラマを最後まで見ないと気がすまない。

気付けば20時。
なんとか今日という1日をこれで締めくくりたくなくて
余計なことを何も考えずスタバへ。

滑稽だ。
自分で書いてても笑える。
こんな生活をここ数年続けてきたからエネルギーもだだ下がり。
無気力で、自分が何をしたいかわからなくなった。

スタバにノートとペンを持って行って、
今日の過ちを繰り返さないための戦略と具体的な行動を考えた。

今回の記事では「ログ取り」がメインなのでログの振り返りについては次回の記事で。

僕は上記の最悪な1日の中で、幸いなことに簡単なメモだけ取っていた。

これは僕のその当日のログだ。

9:00 起床、ちょっと仕事
9:20 朝ルーチン、掃除
11:45 出ようか迷う。電気抵抗大きい。
12:18 色々考えすぎて街に出れない。空腹、カフェの席が空いてるかなど。
こういう場合どうしたらいいんだろう。
とりあえず街に出るか。
14:24 外暑そうで出たくない
15:00 最愛観ながらゲーム
16:45 何したらいいかよくわからん。でもカフェ言ってパソコン叩くのは違う。結局バンジー飛ぶの怖いだけ説。

20:30 ようやくスタバへ

このログをもとに自分の傾向を探る。
・おれは先を考えすぎて行動できない
・おれは空腹だと集中できない
・おれは天気に左右される
など。

で、その傾向から戦略を立てて、具体的なアクションにまで落とし込む。

次回はこの傾向からどんな戦略を導き出したかをシェアしたいと思う。

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