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読書 沈黙の街で 感想

コレが中学生だ!
学校内で1人の男子学生が転落死をする。第一発見者は残業をしていた先生。
自殺?事故?殺人?
解明される過程で少年を取り巻く人間関係が露わになって、ハラハラ、ヒヤヒヤと臨場感溢れる展開が続く。

我が家は受験は高校スタートです。
地域性って確かにあるんですよね。
小学校でも、お隣は昔々、分校として出来た学校、ただ駅が直ぐ側に出来てそちらにはマンション群となりマンモス校となり、受験組が8割となりました!娘の学校は受験?あー誰々ちゃんが受けたねって感じ。
しかも、2クラスしかない学年だし学校における研究主題は体育だし。

初め、体育ってきいたときはチョット残念だったんだけれど、体育でも体力、技術向上では無く、チームワーク、コミュニケーション能力に重点がある方向性のものって聞いて、今では良かったなって感謝してます。

チョットズレるんですが、そのため縦割り教育も早い頃から熱心で、6年生は1年生のアドバイザーとしてクラスのサポートは勿論、1〜6年のチーム班も引っ張っていく先輩です。
運動会では縦割りチームで長縄跳びの競走がありますから、練習は欠かせません、なかなか飛べない1年生の手を引いたり合図を送ったり励ましながら回転数を上げていきます。
運動会本番では、観客席からどよめきが起こるほど飛びますよ!

男女関係なく仲良しな校風で、のびのびと子供らしく(大人目線)6年間を過ごした後、そのマンモス校と、似た規模の学校から半分程が合わさって中学校が出来上がります。

すると何故か、地域の中でも荒れた中学と有名な学校にアラ変身。
ただ、2年前に教育委員会からのテコ入れで先生の大規模入れ替えがあり、かなり雰囲気が変わったよとは聞いていました。

でも、先生の車が爆発した(排気ガスが出る所に詰め物をした)はオーバーでも、レスキュー?JAF?呼んだとか、渡り廊下は唾の雨が降るとか、まぁそれなりにって感じでした。

でも、娘に言ってたんですよ。
親が選べる集団生活の場は幼稚園だけって昔読んだことがあって…
受験が絡めば、子供の実力と親の希望が必ずしも一致しないからとの理由でしたね。
我が家はトンビが鷹を産んで無いので、まぁ親の欲(希望)と一致するのは難しいだろうなぁと小学校で気付きました。なので、中学校は社会の縮図って、義務教育までは、経済や頭脳ではなく地域で単純に区切られた集団、しかも、小学校より広がりますからね。

実際、高校は男女とものんびりした子が多い、良くも悪くもとんがった子があまり居ない、両親揃った絵に描いたような普通のお家が多かったです。大学も似た感じで、面白い事に東京にあるにも関わらず地方出身者が本当に少なくほぼ自宅通い、もしくは一人暮らしがしたくて出た子ばかりでした。

セレブも自分でバイトして食べてる子も居ないそんな学校です。

でも、社会に出ると、選んでいても今まで関わることのなかった様な人と関わりを持たざる得ない事は避けられません。どーやって、トラブルに巻き込まれないか、自分で知恵を付けないといけません。距離の取り方関わり方を身につけないと、何事も知らないって困った時に大事になったりしますからね。

すごいズレたけど、感想が「コレが中学生だ!」と強く感じました。

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