エース不在でも勝てる土壌作り ② vol.7

おはようございます。
今日も箱根熱が止まらないモアナです。笑

昨日は往路では12位だったところから、復路優勝(総合では4位)を果たした青学の底力を改めて感じて、
原監督の著書「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」から、
「勝ち続ける土壌づくり」を学ぼうと思います。

まず大前提として、良質な土壌をつくるには時間がかかるということ。

原監督がまず着手したのは「規則正しい生活をする習慣」をつけるところからだったそうです。


そして、「未熟な組織に自主性を与えても成長はない」
強い組織をつくる初期段階で人材の自主性を重んじても、そもそも未熟な組織では、どのように行動すれば目標に到達できるかわからないからとのこと。

・・・・たしかに。

まずしっかりと知識を伝える段階が強い組織の土台づくりの最初の段階で、組織の進化には4つのステージがあると著書に書いてあります。

チームをつくる4つのステージ

ステージ1 命令型
監督の命令で全員が動くチーム。
規則や方向性を徹底させ、チームや組織の土台をつくるには適していますが、監督の指示通りにしか動かないので、自ら考えないようになってしまいます。
ステージ2 指示型
監督が学年長(代表者)に指示を出し、学年長が部長に伝えて動くチーム。
権限を与えられた学年長は自覚が生まれ成長しますが、ほかの部員はまだ自ら積極的にかんがえようとしていません。
ステージ3 投げかけ型
監督が方向性だけを学年長(代表者)に伝え、学年長と部員が一緒に考えながら動くチーム。ステージ1、2を飛ばしていきなりステージ3から組織づくりをしてしまうと、部員が自主性と自由をはき違えたチームになるため、注意が必要です。
ステージ4 サポーター型
チームづくりの最終段階は、監督が外部指導者を巻き込みながら、部員に対してサポーター役になります。部員の自主性とチームの自立をもとめていくことになります。

出典
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉|原晋|アムコス


わたしもチームで仕事をしている中で強い組織づくりをするためには・・・と試行錯誤してきたのですが、この本を読んで変えるべきポイントが明確になりました。

業界やフィールドは違っても、常にうまくいっているところから学ぶことって大事ですね♪


青学陸上部の組織づくりと原監督が大事にされていることについては学びが深くて長くなりすぎそうなのでまた次回に続きます。笑







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