インコさん

鳥獣管理士2級、京都市傷病鳥獣飼養ボランティア、応用行動分析学(バードトレーニング)

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最近の記事

ざっくり…「5分でわかる「どうなる?生物多様性」放送内容概要

日本を始め世界の200近い国が加盟している生物多様性条約という条約のCOP15という会議が10/11中国で開幕した。 現在世界で100万種もの動植物が絶滅の危機にあると言われている。COP15ではこうした生き物や生息環境の保全など自然保護について10年毎に決めている目標として、これから2030年までの国際目標を決めていこうとしている。 目標はテーマがいくつかあり森林保護や水産資源管理など21のテーマに分けてそれぞれ目標案が議論されている。 大きなキーワードは「natur

    • アライグマシンポジウム備忘録、その3

      「アライグマの被害対策と個体数管理について  山本麻希(新潟ワイルドライフリサーチ副会長 長岡技術科学大学准教授)」 2.アライグマの個体数管理 野生動物被害対策の3本柱 被害防除→電気柵などで農作物を守って被害を減らす直接的防除 個体数管理→野生動物の数を調整して被害を減らす直接的防除 生息地管理→集落周辺の草刈り等による間接的防除 外来生物の場合は個体数管理がとても重要な意味をもつ。 中型獣の捕獲 折り畳み式メッシュ箱罠を用いる。 「株式会社三生」の箱罠http

      • アライグマシンポジウム備忘録、その2

        アライグマの被害対策と個体数管理について 山本麻希(新潟ワイルドライフリサーチ副会長 長岡技術科学大学准教授) アライグマ、ハクビシン、タヌキ、アナグマ…共通の生態→夜行性であるため生きた個体をまじまじ見ることは意外と少ない。(ロードキルで見かける程度) (アライグマ防除の手引き 環境省H26より) 実は4獣の誰が出てきて被害を起こしているかがよく分からない状態→アライグマ被害が見過ごされているかもしれない、というのが現状ではないかと思われる。 1アライグマの防除計画

        • アライグマシンポジウム備忘録、その1

          2020.10.03に行われました特定非営利法人ワイルドライフリサーチ主催のアライグマシンポジウム「新潟県のアライグマー現状と対策を知るー」に参加しました。 アライグマってどんな生き物? 特定外来種にしていされているアライグマ。かつてペットブームを巻き起こした彼らが「日本にいてはならない生き物」に指定されたのはなぜでしょうか。 「危険な動物」と言われるのはなぜ? このシンポジウムではアライグマの生態と在来生態系への影響について理解し、今後のアライグマ管理に向けて何をしなけれ

        ざっくり…「5分でわかる「どうなる?生物多様性」放送内容概要