鳴門遠征日記「山形とともに散る編」
moaiです。
はるばる来たで鳴門に〜。
京都を2日間満喫し、昨日の夜は神戸泊。なぜか。
それは、今日四国入りするためだったんだなー。
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そもそも今回の3連休プチ旅行を設計するにあたって、まずノー文句で西の方角をイメージした。基本、旅行というのは、西へ西へ、南へ南へ行きたいものである(皮膚感覚)。
趣味の1つに、スポーツ観戦がある。野球、サッカー、バスケ、アイスホッケー…。
3年半の仙台勤務時代に仕事の関係で、J1ベガルタ仙台ではなく、あろうことか隣のJ2モンテディオ山形に興味を持った。山に囲まれた田舎チームが、泥臭くひたむきなサッカーをするではないか。言ってしまえば、ファンになった。洗練された都会っ子ではなく、田舎の自己主張控えめな女の子に惚れた、という感じか。
今年久しぶりに山形がJ1昇格プレーオフに出るということで、応援に行ってきました、
鳴門まで!
それだけの理由で、わざわざ鳴門まで行くの?と思いの方もいらっしゃると思います。そう、その通り。
先週の日曜日、大宮アルディージャとの同プレーオフ初戦をNACK5スタジアムに見に行ったわけ。それも仕事前に。山形の試合を見るのは久しぶりだったけど、興奮した。
格上のアルディージャに、2-0で圧勝しちゃったのよね。先制点こそ相手のオウンゴールだったけど、2点目は相手を完璧に崩して奪った点だった。
「今年の山形は強いぞ!昇格するなら今年だ!」
フツフツと湧き上がる期待感と裏腹に、次戦の相手は徳島に決まった。
てか、徳島遠くないすか!?
それでも燃え上がる炎は消えなかった。
ANAのマイルが6000残っているのを確認。帰りは飛行機を使えるではないか。瞬時に閃いた。
「京都で紅葉→鳴門でJ2山形を応援→高松で讃岐うどん食いまくり」ツアー
サッカー観戦の前後に、今年最後の京都詣と高松・讃岐うどん大作戦をサンドイッチすることで、一気に魅力的なプランが完成した。そのプランを昨日まで着実に遂行していたわけだ。
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神戸・新開地の宿を9時過ぎにチェックアウトし、高速バスの乗り継ぎ地点となる舞子駅まで電車移動する。駅に降り立った瞬間、せり出してきましたよ明石海峡大橋。 徳島県訪問は大学生以来か。
ボーッとはしてられない。スタジアムに近いのは、徳島駅ではなく高速鳴門というバス停。早速高速バスに乗り込むとすでに、数名のモンテディオファンの姿が。名物・鳴門の渦潮を前に爆睡し、起きたら左手に!
写真だと、よう分からん。高速鳴門で下車し、トボトボ歩いてると知人と遭遇。鳴門競艇前からスタジアムまでシャトルバスが出てるということで、2人で移動する。試合開始2時間前の11時過ぎには戦場に到着。
アウェー自由席2500円を買い込み、スタジアムグルメを食べて時間をつぶす。ソーセージ2本に鳥の天ぷらにビールを朝飯とする。ザクッと1500円ちょっと。そうこうしているうちに試合開始。
試合内容はスポーツ新聞に任せるとして、試合は0-1で負けた。後半頭にスルーパスから失点。同点じゃリーグ順位が上の徳島が上がるので、実質2点を追う展開に。厳しい。いくら晴れてるとはいえ、外も寒い。
スポーツ観戦の悲しいところは、応援したチームが負けた場合だ。でも、
「徳島まで、わざわざ負け試合を見に来た」とは思わない。そう思わないようなプランにしてあるのだ。
試合終了後、この日の第2弾企画、徳島グルメ堪能モードに切り替える。まずはスタジアムそばのラーメン屋さんへ。ここは徳島ラーメンの総本山「いのたに」の鳴門店。
ええやん、ええやん。むしろこっちが本職という話やで。早速、中華そば肉入り中を発注。先払い制だ。
多少のもやしがアクセント。麺は柔らかく、甘辛く煮たブタバラ肉が合う。うまいやないか。それでも何かが足りない。ルーティンの麺リフトをかましたが、違和感だけが残る。そうや、卵や。徳島ラーメンには、卵のトッピングがマストやないか。やはり試合に負けたのが響いたのか、本調子からは程遠い。
高松行きの電車まで1時間以上あるので、もう一件行くことにした。会社の先輩のススメで来たのは、鳴門駅近の食堂。その名も
「あそこ食堂」
恥ずかしそうに戸を開けると、そこには一品料理が鎮座してるではないか。
値札がなく、かといってスルーもできず、鯖の煮付けをそーっと持ち出す。メニュー表はこんな感じ。
ここまで来たら麺麺麺やで!
肉うどんに瓶ビールを頼み、1人反省会モードに。
鯖の煮付けは身がホロホロしててうまい。うどんの麺は太さが不均一で、またそれがいい。瓶ビール1本で酔える低燃費の自分に恍惚を感じつつ、お勘定。1550円とのこと。十二分の時間つぶしとなった。
この後は高松まで移動し、やり残したランニングをして寝たとさ!
【続く】
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