星新一「雄大な計画」で考えるプロダクトアイデア
あらすじ・解説
入社を希望していたR産業の入社試験に合格した主人公三郎。しかし、そのR産業の社長に「ライバル企業のK産業に追いつくためにスパイとして入社してくれ」と頼まれ、K産業に入社することになる。そして、K産業でどんどん昇進していき、最終的にはK産業の社長にまで上り詰める。そして、社長になった彼は「今更R産業に戻ったところで報酬も格も落ちる」と思い直し、R産業を潰す。
裏切りバラシ
この物語ではR産業は潰れてしまう。三郎に裏切られ、会社を潰されてしまうのだから個人的にR産業の社長に同情してしまう。では、どのようなプロダクトがあればR産業の社長は裏切られずに済んだのだろうか。個人的には
ニューロリンクと契約を結びつけたプロダクトが裏切りを完全になくす
のだと思う。
どういうプロダクトなのかというと、まずはお互いに同意書にサインをする。今回の場合は三郎とR産業の社長だ。そしてサイン後にその同意書のデータ入りのチップをお互いの体に注射なりで埋め込む。そして、お互いに同意書に違反する行為をしそうになったタイミングでチップ経由で相手にアラートを飛ばす。イメージとしてはハリーポッターでスネイプがマルフォイの母親のナルシッサと交わした破れぬ誓いに近い。
こういうプロダクトがあれば三郎にR産業の社長が裏切られることもなっ買ったのだろう。
今回の本
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