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星新一「ゆきとどいた生活」で考えるプロダクトアイデア

あらすじ・解説

宇宙旅行専門の保険会社に勤めているテールは壁から手が出てきて家事全般をやってくれる家に住んでいる。
ある朝、いつものようにプログラムが自動で作動し、テールの身支度をテキパキとし、そのままテールをオフィス行きの乗り物に乗せる。乗り物に乗せられたテールはオフィスに到着すると乗り物越しに同僚に声をかけられる。
しかし、声をかけられてもテールは乗り物から出ようとしない。乗り物から出ようとしない彼の手を同僚が引っ張るとその手は冷たい。
慌てた同僚は医者を呼ぶとテールは約10時間前ぐらいに死んでいることがわかった。

読んで欲しい人

私はこれを今一人暮らしをしている人に読んで欲しいと思う。 
というのも体調を崩した時のことを思い出して、実際にこれから病気になった時の対策をしようと思えるからだ。テールは元々心臓が弱く、発作で誰にも気づかれずに孤独死してしまった。一人暮らしをしたことがある人なら死に際の彼がどれだけ孤独で辛かったかわかるのではなかろうか。一人暮らしで体調を崩した時は本当に孤独と苦しみしか残らない。誰も助けてくれる人がいない状況で体調を崩すのは地獄だ。私はこのストーリーを読んで体調を崩した時にお互いに助け合う仲間を事前に決めようと思った。みなさんもそういう仲間を持っててはどうだろか。 

ボッコちゃん

便所ルンバ

私が一人暮らしで病気になった時、何が辛いかと聞かれれば食事トイレが一番辛いと答えるだろう。
料理の場合、一人暮らしで自分のために料理をするのはただでさえ馬鹿馬鹿しく感じる。以前までは体調を崩した時はさらにそれを身体的苦痛を伴いながやらなければならなかった。しかし、今は風邪をひいた時はウーバーイーツに頼ることができる。いい時代になったものだ。
一方のトイレの場合は替えが効かない。ウーバーイーツのように誰かに代わりにトイレをしてもらうなどはできないのだ。一人暮らしの病気の時のトイレ問題は依然として残ったままだ。
この問題を受けて思ったのは、

 トイレが来てくれたらいいんじゃね? 

ということだ。
トイレが自分でトイレのドアを開けて、そのままトイレットペーパーを携えてルンバのようにベットのところまで来てくれたら私たちはトイレまでの移動を最小限に抑えることができる。そして排泄が終わったらそのままトイレは便所に戻り、排泄物を水に流す。
このようなトイレがあれば私たちの病気の時のトイレ問題はより楽になるのではなかろうか。

お仕事の依頼

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参考文献

ボッコちゃん


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