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時計がわりのカントのように。


毎日規則正しい生活をしている、とはいえない

そういう人は多いのではないか。
かく言う、わたしもそのひとりだ。

今日は5時に起床し、8時に朝食を5分で食べ、13時に昼食を食べる予定。
昨日は5時30分に起床し、10時に朝食を1分で食べ、昼食は食べなかった。

この時点でズレがある。
(しかも、今さら気づいたが朝食にかける時間がかなり短かかった)


大人になっても、時間割


いつも1日のタイムスケジュールを先に決めた上で過ごしている。子どもの頃に学校で馴染みのあった " 時間割 " と同じだ。

大人になると、誰も自分の時間を管理してくれない。自己管理能力が必要となる。


会社員だと出社時間や休憩時間が決められていることが多いが、経営や個人の仕事だと自分で決めることになる。

自己責任がともなうが、経営の仕事はそこが面白さのひとつだったりする。自分で決められる自由があるのは、私にとって最高だ。


とはいえ、未熟なわたしには思い通りに事が進められないことも多々あり、日々リセットして改善することを重ねている。


カントの散歩


こんな話を書いていると、哲学者のイマヌエル・カントさんが毎日規則正しく散歩したので、まわりの人たちにとって時計がわりになったというエピソードを思い出した。

大学時代に彼について少し勉強したことがあるが、難解すぎてわたしは1ミリも理解していない。(それなのに当時はこの講義の成績がなぜかよかった。そのときの知識と記憶を忘れているだけなのかな)

でも素敵な人だなと思った記憶はある。(詳しくないので、なんとなくだ)


言うまでもないが、わたしの行動には彼のような時計がわりになるほどの正確さはない。

場数を踏んで、よりスピーディーに正確に作業をこなせるよう訓練するしかないな、と気を引き締めながら、今日の残りのスケジュールを確認した。


↓ イマヌエル・カントさんについての記事

生涯を独身で通した哲学者の生活は規則正しいものだった。早朝に起き、午前中は仕事。帰宅し、決められた時間になると散歩に出かけた。あまりにも時間に正確なので、人々はカントの姿を見て時計の針を直したといわれている。

↓ 引用元



馬場香織(ばばかおり)



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