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仕事ができない人の特長と改善方法(後編)

本日は昨日の続き
仕事ができない人の特長と改善方法を書いていきます。
昨日も書きましたが、これはあくまで“私が思う”こんな人はこうしたら良いのでは?と思う事なのでさらっと読み流して下さい。

こちらが前半です。

では後編を書いていきます。

⑤完璧主義で、仕事のスピードが遅い

完璧な状態で仕事を仕上げても、締め切りに間に合わないようでは、「仕事ができる」とは言えません。
書類の形式や表現、マナーなど細かいところにこだわったり、質を求めすぎたりして、仕事のスピードが遅くなる傾向があります。
内容は良くても期限に間に合わず迷惑をかけてしまっては、相手の信頼を損なってしまいます。

■改善のポイント
良い仕事とは、期限内に相手の求めるものを提供することです。
期限を守ってこその仕事であるということを、まずはしっかり自覚することが大切です。
その上で、相手の求めるものは何かを考える事を勧めます。

自分が気になるものを全てカバーするのは不可能です。相手の求めるものを、相手の立場になって優先順位づけして、優先度の高いものから完璧に仕上げていくようにしましょう。

⑥指示がないと動けない

言われたことしかできず、指示をされるまでは自分からは動けない、自分がすべき仕事を見つけることができない指示待ち人間です。
周りが忙しいのに、自分は手持ち無沙汰という状態になりがちです。

新人の頃は自分勝手に動くよりも、しっかりと言われた仕事をこなすほうが良い場合もあります。
しかし、ある程度、仕事を覚えても指示待ち人間のままでは進歩がありません。
周りの人たちから「指示がなくても、これぐらい自分から動いてほしい」と思われているかもしれません。

■改善のポイント
仕事の全体の流れが分かれば、抜けている部分や、人手が足りない部分、次に自分が何をすべきかが見えてきます。
まずは、自分の仕事の全体像を把握しましょう。
作業工程の始めから終わりまでを、簡単なフローチャートにしてみるのも良いでしょう。

自分が勝手に動くことで失敗につながってしまう、的外れな行動を取ってしまうことが怖い場合は、先輩や上司に、「自分は次に●●をしようと思うが、良いでしょうか」と確認するようにしましょう。
先輩や上司に、「そうではなく、これをやって」と修正されるうちに、指示がなくても自分の頭で考え、動けるようになります。

⑦自分のミスを他人や状況のせいにする

ミスをして指摘された時に、自分以外の何かのせいだと思ってしまう人です。
「間違えやすいポイントを事前に教えてくれなかった」「忙しいのに仕事を振ってきた」「誰だってやっているミス」といったように、ミスを自分ごととして受け取らず、「でも…」「だって…」といった言葉を繰り返す傾向があります。

また、自分が低い評価を受けた時に、「自分はこんなに頑張っているのに、評価してくれないのはおかしい」と不満を持ち、それが普段の態度に表われて評価も低くなるという悪循環におちいりがちです。

■改善のポイント
自分のミスを認めない最大のデメリットは、改善策を考えず、次にまた同じミスを繰り返してしまうことです。
ミスを指摘されたら素直に受け止め、必要に応じて謝罪をした上で、「自分の落ち度はどこにあったのだろう」と考えるクセをつけるようにしましょう。
改善点について先輩や上司に進言することもできます。

また、自分の評価に納得ができない時には、その評価を下した人以外の先輩や上司に、相談してみるのも手です。
上司は、部下が思っている以上に部下のことを見ているものです。
第三者の立場から見ても、自分の落ち度を指摘されたら、しっかり反省しましょう。


⑧仕事ができないと思い込み、やる気がない

新人の頃に失敗を繰り返し、自分は仕事ができない人間だと思い込んでいる人です。
それが心理的なプレッシャーとなりミスをしてしまうという悪循環におちいってしまいます。
仕事に対するモチベーションを失ってしまうケースもあります。

■改善のポイント
素直に先輩や上司に相談しましょう。
自分には分からない自分の長所を教えてくれることもあり、それが自信につながります。

また、自分の仕事に関わるスキルアップ講習を受けるという方法もあります。
ビジネスマナーや営業トーク、話し方、伝え方、書き方など、仕事を進める上で必要なビジネススキルを向上させてくれる講習もあるので、探してみましょう。
仕事が少しでもできるようになる、スキルを身につける、知識が深まることで自信がつきます。


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