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オノマトペは上手に使うと意外な効果が期待できる魔法の言葉

本日はオノマトペについて書いていきます。

魔法の言葉とかタイトルで書いてますがタイトル詐欺です。
皆さんが知ってるような事しか書かないと思うので期待はしないで下さい。


オノマトペは、物事の状態を表す擬態語(ふっくら、すべすべなど)、音を言葉で表した擬音語(ガチャン、ドカンなど)、人や動物の発する声を表した擬声語(ワンワン、ブーブー)の3つの種類に分けられます。
形容詞としてだけでなく、時には名詞や動詞としても使われることがあります。

普段、意識してオノマトペを使うという場面はあまりないかもしれない。
しかし実は、オノマトペは上手に使うと、色々な効果が期待できる「便利な言葉」にもなるのです。

ここからはその効果を3つ紹介します。

①やる気アップ、表現力向上

オノマトペは子育ての場面で使われることが多いため幼児語と思われがちだが、オノマトペ研究が進んできた昨今では、子供だけでなく大人にもさまざまなプラスの作用をもたらすことが分かっています。
オノマトペは脳に直接働きかけ、イメージを喚起させやすいため、勉強や仕事の前にオノマトペを使って行動をイメージするとやる気が上がりやすい場合もあります。
例えば、「これからパッと机に向かって、テキパキ課題を終わらせてササッと帰ろう」といった使い方が効果があると言われてます。

また、大人数の前でプレゼンや発表を行う際も、オノマトペを適切に使うと見ている人の印象に残りやすいです。
Appleの創始者スティーブ・ジョブズは「オノマトペの魔術師」とも呼ばれ、特に注目してほしい時や素晴らしさを伝えたい時、「ブン」「ボン」というオノマトペを使い、観客を楽しませ、想像力を膨らませるプレゼンを行っていたと言われてます。


②訴求力が増す

上手にオノマトペを利用することで、広告やPOPなどの表現力が上がり、顧客の購買欲を高めることができます。

例えば、食品であれば「もちもち」「サクサク」「とろとろ」のような“美味しそうに感じる”オノマトペを、掃除道具なら「ぴかぴか」「ツルツル」といった“清潔感を連想させる”オノマトペを使う、という感じです。

当然ですが、品物に合ったオノマトペを使用しないと、逆効果になることもあるので注意が必要です。


③オリジナリティを高める

創作の世界、特に小説や漫画では、その作品独自のオノマトペ(擬音)が読者により強い印象を与え、大きな魅力の一つとなることがあります。

漫画で、「ゴゴゴゴゴ」「ズキュゥゥゥン」が有名な『ジョジョの奇妙な冒険シリーズ』、「ざわ…」の福本信行作品といったように、聞いただけでどの作品か分かるほどイメージと結びついたオノマトペは多く、その作品の代名詞としての役割も果たします。

言葉でも独特なオノマトペを口癖にしてるとその人の印象として覚えられる事があったりもします。

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