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自分らしさを大切にする夫婦関係とは?|松田絵理さん編集後記

「キャリアへの執着がすごいんです」

何度もそんな風に話してくれた松田さんは、商社勤務やインテリア会社など幅広いキャリアを経験し、現在広告コンサルタントとして活躍されています。

今のキャリアに行き着くまでには、紆余曲折あったと伺いましたが現在は本当に楽しく仕事をされているのが印象的でした。

好きを形にしていく松田さんのインタビューから得た気づきを編集後記としてお伝えします。


結婚生活よりも仕事を優先できる事への衝撃


私自身結婚していて子どもが1人います。
あまり外で語ることはないですが、独身時代は自由奔放に生きていました。

「自分のやりたい事をやる」
「楽しくないことなんかしたくない」
「1秒でも楽しくない時間はもったいない」

本当にそんな風に考えていましたし、自由しかなかったです。
そんな私が結婚を視野に入れたのは26歳になる年です。
単純に周囲から「1回くらい結婚しなさい」という事で結婚をしたんですが、それを受け入れた時から「30歳には自由じゃなくなる」と思ってました

実際に結婚した後は、子どもの都合や夫の都合で動いています。
それが嫌かと言われると、そうではなく「結婚する=第2の人生」だと思っていたので、自然に受け入れられたのです。

だからこそ、松田さんの「キャリアのための別居婚」は衝撃でした。
自分のやりたいことを通す選択肢があっていいんだ……と。
もし26歳の私が松田さんの話を知っていたら、今とは違う未来があったような気がしてなりません。
もちろん、今の人生は大好きだし後悔はしていません。

ただ、
結婚=自分ではなく夫に合わせる

これ当たり前じゃないんだ…とすごく衝撃を受けました。

キャリアの変化=女性がするのは違う

正直松田さんの話を聞くまで、女性が変化するのは当たり前だと私自身が思っていました。
私もフルタイム勤務から時短になりましたし、子どものことはほぼワンオペです。

でもそれは、夫の方が稼ぎが多いし子どもがずっと「ママっ子」だったこともあり、そこに疑問を持ったことがなかったんですよね。

松田さんの話を聞いた時、「そっか。なんで?って思っていいんだ」というのが正直なところです。
今小1の壁が迫っていますが、仕事をどうするかを夫と話したことはありません。
私が仕事を変わるか、会社と相談するかの2択しかないですから。

「女性ばかり変化を求められている」

ここに疑問を持たなかったからこそ、仕事にこだわってこなかったのかもしれません。

  • どうせ結婚したら本気では働けなくなるし

  • 子どもが生まれたら時短だし

  • だったらパートでよくない?

上記のような思いで20代後半からは仕事をしていたので、松田さんのように本気でキャリアと向き合う人生ってすてきだなと思いました。
そこには絶対的なしんどさがあるのは、承知していますが好きなことや、やりたいことを突き詰めた先にはすてきな未来が待っているのだと松田さんの話を聞いて感じました。

自分らしさって難しい

私は「報告しなければできない行動」がそもそも苦手です。
許可を取るくらいなら別にやらなくてもいいかなって思ってしまうところがありまして……。

大好きなアーティストのライブも日程調整のハードルの高さから行かなくなりましたし、妊娠を機にお酒もスパッとやめました。

かといってすごく我慢している感覚もありません。
結婚と子育てをしながらできる今の生活、嫌いじゃないからだと思います。

私のように、やりたい気持ちとそれをやる手間を天秤にかけて、めんどくさいからいいやってなる人もいれば、松田さんのように「自分らしさ」を大切にする人もいます。

それはどっちが正解というものではなく、おそらくどちらも正解なのだとインタビューを通して感じました。

松田さんは、夫婦どちらも自分らしく生きることで、かけがえのない関係を築いています。
仕事に関しても「人を知るのが好き」とおっしゃっていて、背景を知りつつクライアントの商品を伸ばす広告コンサルタントになりたいと。

人のために行動ができること、そして自分がやりたいことをやること、松田さんのポジティブな生き方を知った事で得るものがたくさんありました。
夫婦関係に悩んでいる人や、結婚そして出産後のキャリアの作り方に疑問を持っている人は、ぜひ松田さんのインタビュー記事を読んでみてください。





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