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シニアのキャリア開発、プロティアン・ラボより

先日、チームで取り組む50代以上向けキャリア開発プランを発表する機会がありました。

「普段接する会社のシニアの方々とは違っていて驚いた」「50代以上が輝き続けるというコンセプトがいい」等の感想をいただき、嬉しく思います。50代以上はもう成長しない、等のバイアスがあったとしたら、それを外すことも目的の一つです。

企業において、50代以上向けのキャリア開発への若手に比べて後回しにされる傾向があり、60歳定年だった従来の慣習から「定年後のライフプランを考えつつ、無難に過ごしてください」というニュアンスの研修が実施されがちです。けれども、70歳までの雇用延長の動きや、働く人の過半数が45歳を超えている現状では、企業の中での存在感が高まり、その層の活躍が事業継続に大きく影響します。実際に、ミドルやシニアが活躍できてなければ若者もモチベーションが下がり、転職を考える傾向もあります。キャリア開発が必要な時代に変化していることではないでしょうか。


プロティアン認定ファシリテーターの資格を持つ方のコミュニティ、プロティアン・ラボでは最初に以下のようなことに取り組みました。(一部抽出)

・機会と課題の洗い出し

・ビジョンやタグラインの策定

・開発プランのアイデア出し

ゼロからのスタートはゴールが見えずに不安も感じます。また、他のメンバーのアイデアに感心すると同時に、自分の力不足に落ち込むことも度々あります。ただ、粘り強く対話を重ねていくと、それぞれのアイデアが螺旋階段のように重なり合って新たな価値を創り出せる瞬間があります。インクルージョンが進むと、シナジー効果が起こり、イノベーションが生まれるということですね。


今後の事業推進のフェーズも楽しみたいと思います!