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シニアへのエイジズムと無意識の偏見

書籍「定年前と定年後の働き方」では、シニア層に対するエイジズムとアンコンシャス・バイアスが紹介されています。

つまり、シニアになると能力が衰える、やる気がないなどの年齢差別や無意識の偏見のことです。


エイジズムは、メディアでステレオタイプの扱いをされて「シニアは〇〇」と一括りに判断され、広がるリスクもあるのではないでしょうか。
私自身も勉強会でシニア世代向けの提案を発表した際に、「そのようなイキイキしたシニアは周りにいない」という声が多くあり驚いたものです。私の周りのシニア層はイキイキと活動する方ばかりだからです。

また、役職定年や定年に直面したシニア層が、これまで異なる立場に戸惑いモチベーションが低下するという制度上の問題もあります。個人の方のキャリア相談では良くお聞きする悩みです。

実際にシニア層や、シニアのキャリア開発を担当する方が、これらの事象に対処するには、どうすればよいのでしょうか?

大切なことの一つに、新たな挑戦ができる場、能力を磨き続ける場を持ち続けることがあります。そのためには、情報収集や周囲への相談によって「場」「仲間」探しをしていくとよいですね。
また、ご自身がやってみたいことを整理する、自己分析も大切です。

研修や個人の方向けのキャリアコンサルティングの場でもお伝えしています。