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男性育休とキャリア継続の関係

厚生労働省では、男性育休に関する動画を公開しています。印象的だったのは、「妻は、子供が生まれた時に夫が何をしていたかを一生覚えている」と男性の先輩から言われたという話です。

出産は全治1か月の内臓損傷と同じ症状とも言われています。その時に、どのような態度だったかは、一生忘れられないということですね。関連して、夫が働く職場が、男性育休取得への理解がないとしたらどうでしょうか。

また、「いつ育休を取得するかだけではなく、復帰後にどのように働くかも大切」と言う話も出ていました。夫婦ともにどのようにキャリアを形成していくのか、考えるきっかけにしていきたいですね。

男性が育児や介護のために転職を考えるケースは珍しくない時代です。既に、女性達の中には育休取得をきっかけに、働き方やキャリア形成について考え、行動を起こしている方も多く見られます。「制度はあるが歓迎されない環境だった」「育休からの復職後は簡単な仕事しか任せてもらえない」等により、転職やフリーランス転向等へシフトした方もいたのです。

一人一人、どのような生活を送りたいのか、どのようにキャリアを形成していきたいの墓は異なります。
職場としてどのような環境整備ができるか、キャリア支援者である上司がどのように関わっていくのか、対話を進めていきたいですね。

ワークショップやキャリア相談でもお伝えしています。

参考:厚生労働省育面プロジェクト