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スタンダードと、時代から遅れること

IT企業の採用に関わっていた時に、アジャイル開発経験の有無がトピックの一つとして挙げられていました。ウォーターフォール開発のみの経験の方の場合、業務に慣れるまでに時間がかかることがあるからです。

ウォーターフォール開発とは、プロジェクト全体を一本化し、水が落ちていくように順番に進めていく手法です。正確性を求められる場合や大型プロジェクトによく利用されます。アジャイル開発とはプロジェクトを細分化し、工程ごとに進める手法です。時代変化が大きい場合には、工程を細分化しておくことでニーズに合わせて柔軟な対応ができるメリットがあります。

他の職種に当てはめて考えても、対応法が参考になるのではないでしょうか。

プロジェクト全体の流れや体裁が整うと一気に推進ができる、逆にそれら重視しすぎて、全体的にスタックしてしまう。

あるいは、工程を細分化しておいたことで企画内容の変更に素早く対応できる、逆に変化を求めすぎてまとまりがつかない。

そのような場合は、共通ゴールを見直し、進め方を調整していくとよいですね。ビジョンを掲げてメンバーをモチベートする人と、リスクを考えて他のメンバーが気づいていない部分を補完してく人と、強みが違うからこそのシナジー効果があるはずです。

歩みが止まると、時代の流れから遅れていき、ますますアプトプットが難しくなるかもしれません。


複数のコミュニティにて、自分自身も実践を繰り返しています。