見出し画像

仕事を引き寄せる、大人世代の交渉力

交渉力というと、“相手を説得するタフなもの”という印象があるかもしれません。けれども、やりたい仕事を引き寄せている方は、スマートな交渉を常に行っているものです。転職、再就職、異動、副業、フリーランス転向時にも役立つ交渉術についてエッセンスをお伝えします。

ロジカルに伝える

なぜ、そのことが必要なのかを筋道立てて説明すると、相手の理解が進みます。その際に、根拠となるデータや事例を添えるとさらに効果が上がるでしょう。

ただし、情報量が多すぎるとかえって逆効果になるリスクもあります。また、畳みかけるように説明を続けていくと、威圧感を感じて説明が入ってきにくいこともあるので注意が必要です。

想いを自分の言葉で伝える

なぜ自分がこの事柄を伝えたいのかという背景や、相手と一緒に何を創っていきたいのかという未来像を、素直な気持ちを乗せて伝えると、相手が共感しやすくなります。

ただし、独りよがりになりすぎると相手が引いてしまったり、わかりにくいと思われるリスクもあるので注意が必要です。

それぞれのスキルを磨く方法

ロジカルさを身に付けるには、事前に図や文章で整理しておくとよいでしょう。ロジカルシンキングをわかりやすく学べる書籍やセミナーも活用しましょう。

参考図書:「図解でわかるロジカルシンキング」渡辺まどか 著

想いを伝えるためには、プレゼンテーションを学ぶと良いでしょう。独学でも、参考動画などを参照しながら自分のプレゼンテーションを録画して見直すことでスキルアップが可能です。


ロジカルさだけが強くて、相手から怖がられている?想いが強すぎて、わかりにくいと言われている?私はかつて後者の症状があったのですが、セミナー受講や論文執筆の経験を通してブラッシュアップを図った経緯があります。皆さんは、いかがでしょうか。

個別のキャリア相談や、ワークショップの中でもお伝えしています。