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続、行動変容が起こる仕組み、キャリア支援の現場より

研修や連続講座を担当させていただく中で、気づきだけで終わらずに行動変容迄つなげる仕組みの大切さについて、前回お伝えしました。

別の施策では、アセスメントツールの活用があります。
知識や能力、社会とのつながりや健康等の「キャリア資産」を測る「プロテア」。期間を開けて測定することで、ご自身のキャリア資産の変化に気づき、その背景を分析することで次の行動につなげやすくなります。

また、研修と並行してキャリアコンサルティングを実施する場合は、受講生向けに、自己効力感に関するアンケートに回答してもらうことがあります。どのようなことに不安をお持ちなのかをお聞きし、より効果的な関りを行うためです。利用前後で回答していただくことで、ご自身とキャリアコンサルタントの双方が、「どのように変化したか、しなかったのか」という共通認識も持つことができるのです。

今後も、その時の皆様のニーズに合わせてより効果的な施策を考え、導入していきたいと考えています。