見出し画像

昇進以外のキャリアパス、ミドルの場合

最近では組織の中で昇進していくだけではなく、多様なキャリアパスが存在します。そもそも、終身雇用制度が機能し、一社で長く働き続けることが良しとされた時代から変わりつつあります。
また、個人が考える「幸せなキャリア」そのものが多様化しており、離職期間を経て社会復帰する方や、副業やプロボノなどと両立しながら働く方もいらっしゃいます。

けれども、研修やキャリア相談で示される事例は、昔のままで「昇進事例」だけが提示されている場合もあるのではないでしょうか。
人事や外部のキャリア支援者等、キャリア開発側の知見のアップデートもしていきたいですね。

ライフワークとの両立、社外の副業やプロボノで強みを増やす、知見やコミュニケーション力を活かして部署内でリーダーシップを発揮する等、部署横断的なプロジェクトで活躍等、多様なキャリアが考えられますね。
社内でも、全く違う職種に挑戦して市場価値を高めるというキャリアパスもあるでしょう。リスキリングが求められる現在は、新たな強みを増やす機会が多いとも言えます。

もちろん、管理職を目指すキャリアパスもあり、自ら志願する方もいらっしゃいます。
もし、管理職に対してネガティブな印象が強く、回避するためだけに他のキャリアパスを目指しているとしたらその背景を探ってみるのもよいでしょう。

視座を高く、視野を広く、考えていきたいものです。