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テクノロジーとダイバーシティの関係

高齢者施設と音声文字変換機器の関係


落合陽一さんの書籍「日本進化論」の中で、「テクノロジーによるダイバーシティの実現」という内容が紹介されています。人間の機能の一部をテクノロジーが担うことで、病気や障害を持つ方の生活が楽になるというものです。高齢の親を持つ身としては、実感できることがあります。

例えば、母やデイサービス先で同世代の女性と話ができないことをストレスに感じています。お互いに話をしているのだけれど、「お互いに少し耳が遠いため」完全には理解できないのです。デイサービスのスタッフの声はよく聞こえるのだけれど、“同世代の女性とおしゃべりしたい”のです。

母はデイサービスで顔を会わせるにも関わらず、手紙で交流しています。(元習字の先生で、手紙を書くことが好きな母の起案によると推察)

もし、高齢者施設で音声文字変換機器を導入すれば、高齢者同士の交流がもっと進むのかもしれません。思い出話や子供の愚痴等ができて、もっと楽しくなるのかもしれませんね。


将来の自分を助けるテクノロジーの発達


ユニバーサル・マナー検定の講座を受けた際に、ハッとさせられた言葉があります。「高齢者になると、できなくなることが増えてくる。それを障害と考えてるとどうでしょうか」というものです。そして誰もが歳を取り、できなくなってくることが出てくる、と言うお話がありました。

自分も将来は母のように耳が遠くなるかもしれません。耳以外の他の機能が使いにくくなるのかもしれません。けれども、テクノロジーの活用を進めておけば、親や祖父母世代とは異なる生活が送れるのではないでしょうか。

仕事においても、オンラインセミナーやリモートワークの導入で、文字起こし機能、字幕機能等を使って相手の話を確認されている方もいらっしゃいます。事前に文字の見えづらさを相談されたことがあり、最近ではアクセシビリティ機能を使って、プレゼンテーション資料の見やすさを工夫しています。

「周囲にどのような方がいらっしゃるのだろうか」と考えてみると仕事のやり方が少し違ってくるかもしれません。将来の自分のためにも。