社外取締役と企業のアウトカムの関係
大学院の専攻がサステイナビリティ学だったこともあり、サステナビリティやESGに関する勉強会に定期的に参加しています。
最近話題となっている、社外取締役の多様化については、企業が発行する統合報告書の中でも「女性の割合を増やした」「外国籍の割合を増やした」等の表記が目立つようになってきました。けれども、複数の評価機関から表彰される企業と、そうでない企業との間にはやはり壁が存在しています。
「多様化を行った」ことは行動が進んだという事実でもあるのですが、アウトプットであり、それがどのような成果を生んだかという表記がなければアウトカムがない、と社外からは判断されてしまうでしょう。
社外取締役の多様化を進めた(アウトプット)、その結果、財務や非財務の指標に変化が起こり、社会的にも変化を起こしている。と伝えているかどうかということです。
そのように、企業の価値創造の視点では、どのような取締役を増やし、アウトカムが何かが、求められています。
ご希望者が増えている社外取締役を目指す方向けレジュメについて、ESG、SDGsの観点含めて書かせていただきました。
専門家として、今後も個人、企業双方に貢献してまいります。