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いいね。

インスタグラム、ツイッター、
なんでもかんでもいいねがつく時代。

いいねのために出向いた先は
おしゃれなカフェやおしゃれな美術館。
はたまたおしゃれな雑貨屋さん。

映え、を意識した食べ物や雑貨、インテリアたち。

怖すぎるやろ。

それだけである。

目的がなんなのかさっぱりわからない。

充実してるアピール?
それともおしゃれな人生ですアピール?

スマートフォン越しの世界に生きてる現代人。

瞬間を切り取る写真、
脳みそには刻まれない。
データフォルダにあるからだ。

人間は上手にできている。
写真に収めたものの記憶は薄い。
半紙くらい薄い。多分。

好きな人との時間、
家族との時間、友達との時間。

写真には残らない時間。

記念に残すのも大事かもしれない。

いいねがほしいかもしれない。

でもそれ以上に今が大事なのである。
写真には写らない儚さがある。いいねなんかじゃ、はかれやしない。
それを大事にしてほしい。

みんなの“いいね”は作業の一環である。言い切れる理由?
これを読んでるあなたもスクロールしていいねスクロールしていいね。ね?作業でしょ?

そんなもののためにあなたの大事な休日を捧げなくてもいい。

あなたのしたいこと、食べたいもの、行きたいところへ行けばいい。

その延長線上に写真があればいい。

それでいいねがもらえたらいい。

いいね100件より、

好きな人の100点の笑顔を。

完。

#エッセイ #コラム #SNS #フォロワー #いいね #映え

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