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"すき?"をさがす旅

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アセクシャルかアロマンティックか、そういう話
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アロマンティックである自分を、いつの間にか受容していた

「あの頃よりも」受容していたなあと昨日認識できたので、記録。 2022年12月の私は、すごく悩んでいた。 1年前のみなかみ!すごい悩んでるじゃん、どうした!? 最近はなぜか友人たちと夜な夜なオンライン通話を行っています。 その中で(なぜか?)そういう話になり、スルッと自己の特性の話をしていた自分に驚きました。 私には「ない」心の機能、「恋」について。 また、それが「ある」人に嫉妬することもなく、かなり自然だった。 「私にはそれ、ないんだよねえ!」と 友達だろうが、家族だ

やっぱりみんな、人に「恋」するんだ|疎外感

「いい感じの人いたらしいじゃん!どうなった?」「どんなタイプが好き?」「顔?性格?どっち?」 ……みたいな話は、人が仲良くなるための常套手段なのだろうか? つまりみんなの共通言語として、恋愛がある。 そうだと思うんだけど、私は人のそういった面を知ると、疎外感をおぼえて勝手に人に幻滅する。苦しい!私だけ違う気がする。 ここ数年の悩みだ。 私に好きなタイプはない。 そもそも、自発的に恋をできない気がしている。 ないと答えるのもおっくうだから、普段言語化を大事にし、物事を言

私はアロマンティックってやつかもしれないよなぁ

「すき」を探す私の悩みの話です。 ずっとこの言葉を知っていました。 無いことの証明って難しいし、言語定義があったとて人それぞれ違うものだし、わざわざ定義したくもない。 でも、「大勢にわかることが私にはまったくわからない」ってやっぱり本当に寂しい。 私には、無いかもしれなくて、ある状態がわからない。 かもしれない、で良い。 分かってほしいとは思わないけど、だれかに共有できたらいい。 もしかしたら、似た人がいるかもしれない。 だからあえて、共通言語としてこの言葉を使うことに

異性の『手』と『背中』がすきらしい

あんまり自分の性的な(……なのか?) すききらいって、意識したことが無かったんですけど ある一定の形をした異性の『手』と『背中』がすきなことに気が付きました。 仕事中、やわらかな人柄の IT関連が得意な他部署社員のPCを打つ手の甲を見て「おぉ…(不思議な感情)」となりました (なんで?) なにゆえ背中、どのような手?背中は昔からすきでした。 意識したこともない昔からですね。 絵を描くときも、背を向けた人間のイラストを描くことが多かったなぁと思います。 これはまごうこと

「好きかどうか」と身体接触と感謝の話

個人的にはめちゃくちゃセンシティブな話題! 本当に好きだったら接触したいしされたいもんですか? ふつうだったら、接触している状態が「落ち着く」のですか? 私は本当に好きでも、あんまり接触を望まない。 いやとかじゃない! できたらいいとは思っている。 体温が嫌とか気持ち悪いとかそういう話ではない。 嫌いだから触れたくない…のではなく、嫌なわけでもなく、 触れている面積が多ければ多いほど(?)誰にも等しく私が眠れなくなる。 もしくは、状況把握のための思考におぼれるから、一見

名前のない関係と、名前をつけたいあなた

※まとまってなく、つらつらと記載していきます※ 「恋人という枠に、はじめて人を入れたいと思った」 直近言われました。 私に向かったそれに、私は怖気づいた。 そのひとは友達のような、家族でもなく、 でも毎日話して、居心地がよく、すきだなと思って、 楽しいこと、うれしいこと、あったこと、つらいこと、いろんなことを話したい相手だ。 相手にとっても、たぶんそうであることを私は理解しています。 その人に、名前を付けてどうしたいの?と聞いたら、 「いまと何も変わらない。けど、『枠

「興味ない」と声に出し、興味がないと理解した|恋愛の話

雑談で「恋人募集中の友人(良い奴らしいです)がいるんだけど、みなかみさんどう?」と聞かれた。 雑談だったので、 別に志向や未来や、自分は普通じゃないってことや、なんら難しいことをひとつも考えず、 すぐに「私募集していないんですよね~w(興味ないんです)」と口から出た。 ああ、私やっぱり興味がないんだ、と理解した。 パートナーが居ない虚栄から出たものではなく、 過去の傷があってそう言っているわけでもなく、 素の私には「ただ、ない」のだ。 男紹介するよ!という普通の会話だが、

性的にドキ、はあるかもしんない|アロマンティックと自己理解

話した相手に好きな人がいる・恋人がいる・などの情報に、 いつも新鮮に驚くみなかみです。 自分にやはりその機構がないと思わざるをえません。 ただ、性的(というほどではないですが…)にドキ、というのはあるかもしんないなぁの記録。 その性的って別に性的な話ではなく、「ある一定の人物だけ、物理的距離が一定以上近づいているとドキッとする」みたいなレベルです。 そして、ドキっとしたからって別に「好き」なわけでもありません。 どれだけ分析しても、その理由が思い当たらないあたり、多分

アセクシュアル(?)私の、人生に迷う日常

性と愛から生まれたはずの私は、”なにもの”か? そもそも恋愛志向ってなに?ただ、日常を生きていてどの相手にも思いあたらない時点で、「ない」もしくは「希薄」な私にとって、 それに気づいてからずっと、いまだ、あるのかないのかわからない<恋愛志向・性的志向>。 下記の説明を読んだからとて、絶妙にピンと来ない。アセクシュアルなのか、アロマンティックなのか、違うのか ですら微妙。 あるかないかを定めたいと言うよりは、俯瞰的に欠如を感じ、主観的にまずいと察する。 20代最後の年末年