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【心電図検定】医学生が心電図検定3級を受けてみた!③これから受ける人に向けてのアドバイス

こんにちは。学生団体MNiSTです!
この度心電図検定3級を受けてきて無事合格しましたので経験談をまとめました。
この記事ではこれから受ける人に向けてのアドバイスについてお話しようと思います!

  • これから受ける人へのアドバイス

    • 公式問題集を使って全て勉強すれば受かる。

    • デバイダーは受けると決めた時点ですぐ購入して演習時積極的に使っていくと良い。

      • マイスターチャンネルのデバイダーの使い方は参考にすべき

      • 【心電図検定対策】デバイダーの使い方 実践編

      • デバイダーを使う習慣をつけたほうが良い

    • 総合的に勉強するより分野ごとに演習をして定着させてから新しい所見を勉強するとより効果的に勉強できる。

      • 心筋梗塞、頻脈、徐脈は特に力を入れて勉強すべき

    • もし周りに合格者がいれば積極的に協力を仰ぐと良い。

    • 最初から数値を全て覚えようとせず、所見ごとに確認しながら読めば自然と覚えられるのでどんどん演習していくと良い。

    • 積極的に基本(心臓の位置と誘導部位の関係やPQRST波など)に立ち返るとその都度新しい発見があり理解が深まる。

    • ブルガダ症候群など形が特徴的で覚えている波形が出たとしても一回一回他の選択肢も検討するべき

    • もしも金銭的な関係で10ステップの本を購入できない方はマイスターチャンネルの10日でよめる心電図動画は最初に見ると勉強しやすい

      • 【10日で心電図がよめる】1日目 ①リズム ②心拍数

      • wide QRSは特徴的なのでしっかりと4パターン覚える(右脚ブロック・左脚ブロック・WPW症候群・心室内伝導障害)

      • 毎日少しでも心電図を読むことが大切

      • 前日に今まで解いた問題を総復習する。

      • 直前にゼロからわかるモニター心電図の付録(代表的な心電図の所見がまとまっているもの)で確認をする。

      • 一緒に受ける人がいるならまとまった時間を作って定期的に問題を解きあう。

      • 可能であれば一緒に受ける人と問題の心電図所見について議論し合格した人に教えてもらう。(自分達の場合、時間をかけて考えても、うまく理解できなかった発作性上室頻拍について一気に理解することができた)

      • 本を自分で購入して書き込むと定着率が上がる。

以上がこれから受ける人に向けてのアドバイスとなります。

  • 以下、自分達が受けてみて改善する必要があると思うことです。

    • 知識を入れてから問題を解いていたが、最初から一問一問丁寧に勉強していって知識を肉付けするべきだった。

    • 心電図検定公式問題集をもう少し余裕をもって仕上げるべきだった。

    • マイスターチャンネルを見ることに重点を置いていたが、考えながら見ればよかった。(演習で右脚ブロックについてよくわからないから重点的に見る等)

    • 公式問題集の3級レベル以上のものも多く出題された(50問のうち10問程度?)ので2級レベルを押さえておくことが重要だった。


  • よかったこと

    • 前日に今まで解いた問題を総復習したこと。

    • 直前にゼロからわかるモニター心電図の付録(代表的な心電図の所見がまとまっているもの)で確認を行ったこと。

    • 2人でまとまった時間を作って定期的に問題を解きあったこと。

    • 2人で問題の心電図所見について議論した後に下瀬さんに教えてもらったこと。(自分達で時間をかけて考えても、うまく理解できなかった発作性上室頻拍について一気に理解することができた等)

    • 本を自分で購入して書き込んでから定着度合いが大きく伸びた。

    • 房室回帰性や房室結節回帰性など仕組みを理解してからなぜそうなるのかまで考えたこと

とここまで、記事を3つ書いてみましたが、皆さんどうでしょうか?心電図検定3級の大体のイメージは湧きましたか?この記事を読んで少しでも心電図検定3級のイメージができていたらとても嬉しいです!

また、MNiSTのYoutubeに私たちの勉強風景や勉強vlogもUpしています。興味が湧いた方はぜひこちらも視聴してみてください!
少しでも皆さんの勉強の参考になれば幸いです!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!


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