Asanaも活用:これが私の1on1

1on1とは:上司と部下が1対1で行う面談のこと

アメリカ・シリコンバレーが発祥。今では日本でも多くの企業が取り組んでいる面談形式です。
通常の面談と違うのは、評価などのためでなく、部下の話からフォローやフィードバックを行い、成長を促すのが目的ということ。

現在私はインサイドセールスチーム(以下IS)のリーダーとして1on1を実施しています。
最初は新卒のOJT期間のみ実施予定でしたが、今では習慣となり、内容もどんどんブラッシュアップされました。

そのやり方、ポイントについて書いてみます。
これから実施したい!という方、やってるけどなんとなく違う気がする…という方は是非とも参考にしてみてください☺️

IS内1on1の形式


・週1 30分
・決まった曜日、時間で繰り返しの予定としてGoogleカレンダーに登録
(予定入ったらなるべく同じ週の中で再調整)
・基本出社してないためGoogle Meetで実施
・アジェンダ、議事録用に1on1用のAsanaプロジェクトを使用

議事録をAsanaにまとめる利点についてはこちらの記事でも紹介しています。

会話をメインとして議事録を取らない1on1もありますが、私は自身のメモも兼ねて残しております。全然書かない日もありますが…
1on1なので私と相手しかほぼ使いませんが、一応共有として課長、部長も入っています。他メンバーには非公開です。

お見せしたかったのですがいろいろと隠した方がいいところも多く断念…ちなみにリストビューで見てます。

基本私が画面共有をして、一緒に同じ画面を見ながら話します。

そして以下が基本のアジェンダ。

⓪アイスブレイク(雑談)
①決裁関係など直近の登録業務できてるか確認
②OKRのチェック
③パイプラインを軽く確認
④最近の業務について話してもらう
⑤④のフォロー、フィードバック
⑥今後やることの確認

この中の②以降についてそれぞれ説明していきます。
(2/18:大事な雑談タイムが抜けておりました…🤦‍♀️1分ほど仕事とはまったく関係ない話をしてます!)

OKRのチェック


OKRとはなんぞや?という方は弊社ブログでも紹介しているのでそちらをご確認ください。

ざっくり説明すると、組織全体を盛り上げ、より一体となって高みへ進むための目標設定・管理です。

「O」:「何を」実現したいか
「KR」:「どのようにして」それを実現させるか

画像1

上記の図の通り、個人の行動が最終的に組織の目標に繋がるような形になる訳です。

現在はこの取り組みを部全体で行っているのですが、ISでは一足早くチーム内でOKRを設定しておりました。

あるメンバーに許可を取った上で画面をお見せいたします。
こちら個人のOKR画面です。

画像2

Asanaのゴール機能がめちゃくちゃ優秀という話もしたいんですけど、それだけで1本記事になる長さになりそうなので今回は割愛…今度必ず書きます…
2021/03/25:書きました!!

1週間の振り返りということで、設定したOKRの進捗を一緒に確認しつつ、そのフィードバック。
パーセンテージが上がる度にお祝いしています🎉

逆になかなかパーセンテージが進まない場合は目標自体の見直しをする場合も。ただ目標値を下げるだけではなく、別の角度から目標を考えてみたり。
週ごとに確認してますし、ここではモチベーションを上げるという意味が強いのでその辺りは柔軟に行います。

ちなみにこのOKR画面やこの後出てくるSalesforceなど、ツール内や別のツールを行ったり来たりするのが嫌なのでそれらもすべてURLを1on1用のプロジェクト内に格納しています。


パイプラインを軽く確認


「軽く」がポイント。すべての案件は確認しません。

Salesforce上で担当しているリードをリスト化し、進捗によってランク付け。
そのランクと、最終更新の日付と内容、ネクストアクションはひと目で見えるようにしています。

なので見るポイントは

リードの進捗ランクの割合
→商談化できそうなリードだけでなく、ナーチャリングを経て将来的に商談化するようなリードがどれだけあるかも大事


更新してない、滞ってるリードが無いか
→見落としをフォロー

その他、本人から見て相談したいリードはないか
→「この後どうすればいいか」だけでなく、「こうしたけど他に方法はなかったか」なども

のみとしています。

ちなみに、商談化した案件については1on1では確認せず、隔週のチームMTGの場で全体に共有しています。MTGが無い週はチームのチャットで報告&感謝。

MTG内での報告業務は減らしていくつもりではありますが、お祝いはみんなでした方がいいので🥳🥳🥳


最近の業務について話してもらう
&そのフォロー、フィードバック


ここが1on1の本質かもしれません。
ちなみにここまでで10〜15分くらい。

ひとつひとつのリードについて相談したいことは既にパイプライン確認段階で完了しています。
そのため、ここで聞くのは業務全体というか、会社で働いてて困ってることとかわからないことですね。

前述の通りAsanaを使っているので、事前に当日タスクの説明欄に書いてもらったり、お願いがあればタスクにしてもらったりしてます。

基本悩みは特に無いと言われてしまうのですが…😂
嬉しいことではあります!

まだまだこちらから「◯◯に関する仕事ってやっててどう?」みたいに聞いてることの方が多い気がする。ので、そこは今後の課題です。


今後やることの確認


ここもポイント。
「このリードはこのタイミングでフォローしよう」とか「この資料ここ直してね」とかがあったらAsanaでタスク化します。

もちろん担当者+期日はしっかり入れる!
私と相手しか見てなくても!

最近だとやってもらってる施策について「この日までに結果まとめておいてね〜」と1ヶ月以上先のタスクにしたりしました。
1ヶ月後の私がちゃんとお願いできるとは思えないので…笑


ここまでで計30分未満くらい。
これらをメンバー毎に行っております。

べし流1on1まとめ


・Google Meetで画面共有し、AsanaやSalesforceなど一緒に確認

・週1でOKRを見直すことにより、自分も相手も目標を意識

・パイプラインはポイントを絞って確認

・相談事も事前にタスク化しておいてもらうとスムーズ

・今後やるべきものはしっかり担当者+期日を入れてタスク化

短いスパンで見直しが必要なISならではかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。

個人的に他の企業さんがどんな風に1on1やOKR回してるかも気になる🤔のでnoteの旅に出ます。
それでは!


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