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アレクサンダー・テクニークを学んで〜2012年の日記

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10年前の2012年。アレクサンダー・テクニークを学び始めてトレーニーとなった頃書いていたブログを発掘! 興味深いのでnoteに残しておくことにする。
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#ベース

弓を使う 2012-10-15

今日のレッスンでは弓の動きの探求をしてみることにしました。 ジャズというジャンルなので、弓を使う機会は少ないのですが、バラードの最後や音価の長いインパクトのある音が欲しい時にはぜひ使いたい! また、弓でのソロもカッコいいのでぜひ出来るようになりたい! と思ってはいながらも、弓を持つと左右の手がばらばらになってうまく動かず、どうもうまく弾けない、そんな状態でした。 ひたすらコツがつかめるまで練習する時間もないので、弓を使う時の効率的な腕の動きをなんとか知りたいと思ったわ

ベースを弾く-左手探究 2012-08-14

先日、午後リハ、夜ライヴ、翌日はセッションというスケジュールを終えたら、結構疲労し、とくにセッション時は全く以前の弾き方しかできず、左手の親指に力が入ったまま使い方を直すこともできず。左手指の第一関節も曲げるとかすかに痛いような、そんな状態になってしまった。 やっぱり使い方を知っただけではダメ、練習しないと、ということで今月のアレクサンダーレッスンで教わった左手の使い方を復習し、練習することにした。 ■指の曲げ方について まず、手の指の関節はどこにある?ということ。

ベースを弾く-キャシーのレッスン 2012-08-09

ベースを弾くところを見てもらわなけりゃ、とキャシーのレッスンにベースを連れて行く。 アレクサンダーレッスンを受けて、期待するのはやはり、自分の身体の協調作用が変わって、弾きやすくなったり音が変わったり、というところなわけね。 合宿の時にグレッグのレッスンでは、「楽器をつつむように」というアドバイスを受けた結果、その時に弾いた何秒間かの間、うっとりするようなベースとのひと時を味わい、自分とベースとの関係性が変わったのがはっきりわかったのだ。 そして、そういう風にいつでも音

合宿~ベースを弾く~2012-06-22

ずいぶん時間がたってしまったけれど、合宿の話。 ウッドベースを連れて行き、弾くところを色んな先生に見てもらったのだ。 一番印象深かったのはGregのレッスン。この時に経験したBassを弾くほんの2,30秒の時間が、もう思い出してもうっとりするくらいのひとときだったのだ。 見ていたKさんは「え~、俺たちがいるのに」と思ったそうだ。 なんというか、Bassと自分だけの世界だったというか、あの時間を経験したことで、自分がベースを弾く時間の質が変わったと思った。 何をしても

音を出すということ 2012-05-07

アレクサンダーテクニークの、シンキングボディ的な問いになるのかどうか、ちょっと迷っている質問があった。 それをいつかだれかに聞いてみたいと思っていたのを、今回の合宿でバジルさんの個人レッスンの時に投げかけてみた。 音というのは、誰かに聞かせたいと思わなくても人の耳に届いてしまう。そういうものを自分が発音するということに以前とまどいを感じていたことがあるのだけれども、どう考えるかと。 5年くらい前、その気持ちをどうしたらいいものかと思っていたことがあって、それでも弾きたい

ベースを弾く構え 2012-04-30

グループレッスンに行く。 Woodbassをやっているといったら、構えだけでもやってみたらと言われて、スタジオにあったディジュリドゥを構えてみた。 と、片足で立つときに首を縮こめているのと、楽器の方に向かって見上げるような形で添っていることを指摘された。 ”よいしょっ”っていう形で左足を出しているということだ。 ベースの師匠からは、コントラバスのルートヴィッヒ・シュトライヒャーの教本をバイブルとするように指導されている。 左足でベースの一番床に近いヘリをかるく支える