合宿~ベースを弾く~2012-06-22

ずいぶん時間がたってしまったけれど、合宿の話。

ウッドベースを連れて行き、弾くところを色んな先生に見てもらったのだ。

一番印象深かったのはGregのレッスン。この時に経験したBassを弾くほんの2,30秒の時間が、もう思い出してもうっとりするくらいのひとときだったのだ。

見ていたKさんは「え~、俺たちがいるのに」と思ったそうだ。

なんというか、Bassと自分だけの世界だったというか、あの時間を経験したことで、自分がベースを弾く時間の質が変わったと思った。



何をしてもらったのか?

ただ、脊柱の上で頭がデリケートに動く、と思い、ベースを引き寄せ、脇を固めずに手を指板に添え、柔らかくBassを包み込む、と思っただけだ。



Eileenのレッスンでは、ベース専用椅子での演奏を見てもらった。

いつも太ももから先がつまったようになり、冷えてきてしまうのだ。

ベース椅子が、グラグラしているのもちょっと座ることを難しくしている、と言われたが、股関節を固めるのを止めると、体でバランスをとらなくてもよくなり、体の全面から足先までが血が通った感じになった。



バジルさんのレッスンでは、

弓を弾くところを見てもらう。ただ、頭が繊細に動くことだけを思って演奏してみてと言われ、そうすると何を気にしていなくても、なぜか音は変わり、フレーズの息継ぎも変わってくるのだ。

「理由はわからなくても、考えるだけでいいなら、楽だしタダなんだからやった方がいい」と言われては反論したくてもできない。

やらない理由は見つからない。



と、まあたくさんの収穫をもらったのでした。

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