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短編小説

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掌編小説-命のことわり-

ストンと落ちたような感覚、真っ逆さまだ。
そしてその後、急にふわっと浮いたんだ。

きっとこれは夢だ。今、夢を見ているんだ。
そうだ、さっきまでずっと眠っていて、とても眠かったんだ。

目覚めた僕がいたのは、とある工場の内部だった。
一体、僕はどうしてこんなところにいるのか。いきなりこんなところに連れてこられて、まだ夢を見ているんだろうな。でもそれは妙にリアルで、いつか見たことがあるような気がす

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