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コミュ障型人間とオンライン授業

私の大学は前期全てオンライン授業になった。テストは行わず全てレポートで成績を付けるらしい。中国語がとんでもなくできない再再履大学4年生の私にはとても有難いことだ。

だけどそれだけじゃなくて私はWeb授業の方が好きだ。

中国語以外は基本的に資格の授業かゼミしかないためグループワークをすることが多い。私は対面授業の時のグループワークが死ぬほど嫌いだった。仲良しツインズで喋りだし、スマホを取り出し、昨日みたドラマの話に行き着く。私は別に成績優秀者でも授業に100パーセント全力投球!な人間では一切ないが真面目系クズなので怒られるようなこととか発表で恥をかくことは避けていきたいのだ。ただ対面だとその人が持ちものとかで一瞬で別話題に駆っ攫われる。

それがWeb授業だと遥かにスムーズだ。気が散るものは他人から見えないから話題を持っていかれないし仲良しツインズが話始めても残りの顔も表示されているためツインズ雑談が少くなる。なにより画面共有して作業が出来るため今までは1つのパソコンをみんなでみてうんうん言ってたのが各自のパソコンで見れるのが最高だ。(やろうと思えば対面でも出来るけど)他人がパーソナルスペースに入られるのが苦手なため息を殺したりしなくて済むのだ。最高だオンライン授業

他にもまあまあな規模の授業で当てられたり話し合いの内容を聞かれた時に極度に緊張しないのがかなり精神衛生が良い。私は人前で喋れるが体力をものすごく使う。順番が来るとわかっている時は心臓がバクバクする。これは4年間やってマシになったが治らなかった。他人には興味が無いくせに他人の目は気になる。典型的コミュ障型人間だ。(コミュ障の定義は知りません)だけどオンライン授業ならそんなことにはならない全員の顔はみえているが目が合うわけでも、自分だけ立っているという状況でも、シーンとした感じでもない。今までの緊張する根源が全て潰されたのでスラスラ話せる。そろそろ行われる卒論中間発表会もきっと大丈夫だろう。

オンライン授業、後期はどうなるのだろう。大人数で行う特別講義は後期もオンラインになったらしい。私はもうほとんど取り終えているから良いが大部屋一般教養が取れなくなりそうだ。

私みたいな「他人に興味がなく、だけど他人の目は気になり、恥や失敗を恐れるコミュ障」にはオンライン授業はうってつけだ。

出来れば来年3月の卒論発表会もオンラインで開催して欲しいけれど、旅行にも行きたいので学校が素敵な判決を下してくれるのを信じるしかない。

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