見出し画像

#29 いざ、お宮参りへ〜パパの視点から〜

 
ついに念願の第一子が誕生した。
出産のことや子育てのことは、これから書き綴っていきたいと思っている。
将来、子供に「あのときこんな感じだったよ。」と
伝えられる日が来るのがとても楽しみだ。
そのときに向けて記録として残していきたい。

『すくわーと』の一ヶ月検診が終わり、
お医者さんのお墨付きを得て、
ついに外出できるようになった。
コロナも少し落ち着きを見せつつあったので、
遠くから両親にもきてもらいお宮参りに行った。
少し遠くの水天宮に行こうかと検討していたが、
『すくわーと』には遠すぎるので、
家から近くの歴史ある神社に行くことにした。

この日に合わせて、遠方に住んでいる
両親も来て、初めて『すくわーと』と対面した。
むぎたの兄には、子供が2人いるので、
両親にとっては、3人目の孫だった。
初孫ほどの感動はなさそうだったが、
それでもしきりに「むぎたが親になるのかぁ」と
感慨深げに何度も繰り返していたのが印象的だった。
『すくわーと』を可愛がっている様子を見ていると、
しばらく会わない間に両親も歳を取り、
完全におじいちゃん、おばあちゃんの顔になっていた。
自分に接する時のような厳しさはなく、
ひたすらにデレデレとしている様子が面白かった。


『すくわーと』はむぎたもお宮参りで使った着物を羽織った。
こうやって脈々と受け継がれていくのだなとしみじみ思った。
お宮参りでは、祈祷をしていただいた。
30分ぐらいの祈祷だったが、
『すくわーと』は静かに待つことができていた。
祈祷の後は、親バカを発揮して、何枚も写真を撮ってしまった。
その神社では、他の赤ちゃんもお宮参りに来ていた。
自分の子が一番可愛いというけれど、
本当にその通りだと思った。

その後は、場所を移動して会食をした。
『すくわーと』が生まれて初めての外食だった。
完全個室を予約していたはずが、
半個室のような場所で、
外に泣き声が漏れてしまっていた。
泣き出したらどうしようかと常にビクビクしていた。

食事を食べながら、話もして、
母乳やミルクをあげる。
子供を育てることは大変だと、
分かっていたはずなのに、なかなか慣れない。

『すくわーと』が生まれてから、
計画通りに行動するのが難しくなった。
行動をしようとする時に限って、
ぐずって泣き出してしまう。
毎日、ハプニングが起きるのが当たり前の生活になった。

これから行動範囲が広がるにつれて、
新たな悩みが出てくると思う。
そんな時でも楽しみながら
笑顔で育児できるようにしたい。

これからもっと外出していきたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?