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起業してからの3つの関門

みなさんこんにちは税理士法人MMI営業企画部起業コンサルそうすけです。今回は『起業してからの3つの関門』についてお伝えしていきます。この関門を事前に知っておき、備えておくことで壁にぶつかった時も乗り越えていくことができます!

①『デビルリバー(魔の川)』発想を製品化できるのか?
②『デスバレー(死の谷)』製品を事業化できるのか?
③『ダーウィンの森』事業が顧客に受け入れられるのか?

起業前にこの関門を突破できるという根拠を見つけておくと強いです!

そして、各項目で僕の実際の事例もお話しますが、最終的に僕は失敗しています。その原因も最後にお伝えしますので、ぜひ同じ過ちをしないように最後までご覧いただければ幸いです。それではいってみましょう!


①『デビルリバー(魔の川)』発想を製品化できるのか?

これは例えば研究開発プロジェクトで何かを開発できたり、またサービス業であれば何かのサービスを思いついたり、画期的なアイディアを思いついたとしましょう!

しかし、それが果たして製品や商品になるのか?という関門です。何かを開発したり、アイディアを思いついても製品化・商品化できなければ意味がありません。

例えば僕は心理カウンセラーを長くしていて(ここが言うなれば研究で)”人が病むことなく自己実現していけるようになるには子供の頃の教育や親子関係が大切だ!”と考え、今後の社会で同じことを繰り返さないように親の教育が必要だと思いました。
ではそれをどう商品化していくか?ということがデビルリバーという関門です。その関門を僕は『学習塾をやり、その親たちにも子育てコーチングを学んでもらう!』という商品にしました。そして子供の学習塾費は無料として、親のコーチングを学ぶ料金として打ち出したのです。

②『デスバレー(死の谷)』製品を事業化できるのか?

①で製品化、商品化できたとして、しかし資金や人材などの資源を調達して事業として進めることができるの?という壁です。あなたの開発やアイディアが製品化や商品化できると分かったとしても、それを事業展開していく資金や人手がなければ先には勧めません。はじめからここをどうするのかも計画に盛り込んでおきましょう!

先ほどの僕の例で言えば、親向けの子育てコーチングは僕が出来るとしても、学習塾の講師はどうするの?それを行う場所を借りる資金は?学習プログラムは?という部分です。

この時に僕は銀行からお金を借りて、学習プログラムはあるところとフランチャイズ契約を結び、学生団体を紹介してもらい教育に熱意ある学生のアルバイトを雇いました。

今回の内容とは異なりますが、ここでの失敗として、固定費・変動費・人件費などからいくらの売り上げが必要でなどの経営計画を立てなかったことも失敗の要因です。

③『ダーウィンの森』事業が顧客に受け入れられるのか?

これは②で事業展開していく方向性が決まり市場に投入された時の、市場競争に勝てるのか?ということです。他社との競争に勝ち、顧客から受け入れられるかどうか?です。

ここで僕の最大のミスです。それは初めからニーズを捉えていないかったということです。市場調査を怠った結果です。

いくら①での発案が”正しいこと”大切なこと”真実のこと”であって、そんな発想立案を商品化し事業として打ち出しても、そもそもお客である(僕の場合、親ですね)から求められていないものであった!つまりニーズがない商品であったので商売は成り立ちません。

親は主に子供の学力を上げたくて塾に通わせます。親自らは学びたいなどとは思っていません。更に親の教育と打ち出したのが失敗でした。親は自分の子育ての仕方が間違っているなどとは思いたくないものです。それを指摘もされたくありません。そういったことから僕のこの事業は上手くいきませんでした。

④まとめ

以上のことから、この3つの関門は①をクリアしたから②へ、②をクリアしたから③へ…ではダメで、常に①②③を総合的に見通しておくことが大切です。

ではないと、僕のように事業として資金も投入し人件費もかけ、いざ!となってニーズが無い事に気づき、背負うのは借金だけという結果になってしまいます。

①②③を総合的に考え、なおかつ個々を深堀していくことが大切です!


というわけでありがとうございました。もしこの記事が役に立つなと思って頂けましたらフォロー&いいね、よろしくお願いいたします。Twitterもしているのでよろしければフォローの方よろしくお願いいたします。TwitterのDMで相談なども随時受け付けておりますのでご遠慮なくご相談ください。それではまた来週!税理士法人エムエムアイ営業企画部の起業コンサルそうすけでした!

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