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右肩上がりの会社にするには?企業生存率

みなさんこんにちは儲かる会社で起業する!起業コンサルのそうすけです。本日は、『右肩上がりの会社を作る!企業生存率』をお送りいたします!

起業を目指す方が起業しようとする時っていうのは、まぁ…だいたい…夢や希望に満ち溢れていると思います!起業するぞという時にマイナスな事ってあまり考えないですよね!

でも右肩上がりの会社にしていくには、現実や実態を知っておくってことはメチャメチャ大切です。

今回は、起業後の生存率!つまり現実!と“右肩上がりの会社にするには?”をお伝えしていきます!

よくネット上では、起業してから生き残れる法人の生存率、何年後にどれぐらい残ってますよ~みたいなのが載ってますが、ありがちなのがこれですね!

創業から・・・
5年後の生存率は15%
10年後になると6.3%
20年後はなんと0.3%

上記であれば、1000社起業したのち、20年後には3社しか残ってない感じになります。こんな数字を聞いてしまうと『それしか残れないんだ~』と希望が持てないくなりますよね!

でも安心してください!実はこの数字、色々調べてるんですが、ソース元がないんです!Σ(・ω・ノ)ノ!

つまりこの数字を裏付ける根拠がないんです!
インパクトのある数字なので、都市伝説的に言われてるのかもしれません。

じゃあ実態はどうかというと・・・
帝国データバンク資料でみると、5年後の生存率は81.7%と出ているんですね!さっきの5年後15%とはかなり違いますよね!
また、経産省のデータというのもあります。
こちらでは5年後は41.8%となってるんです。

ん・・・・?

これもまたかなり違う。どっちが正しいのって思っちゃうと思いますよね。

おそらくなんですが、調査対象のベースが違うんですよね!
帝国データバンクの方は、帝国データバンクに登録している会社さんの中での生存率になりますし、経産省では経産省のデータベースになりますので違いが出てくるのかもしれません。

また、倒産という形ではなくても、休眠状態で全く動いていない会社なども沢山ありますので、本当に売り上げをちゃんと出して稼働している会社というのは、これらのデータを平均的にザックリと見積もっても、5年後には半分以下くらいだろうなぁ~と考えて良いと思います。

さて、これから起業して右肩上がりに会社を経営していきたいと思ったら、右肩下がりになる原因を知っておくのが一番有効的です!なぜなら成功法則はハッキリって無いです。逆の言い方をすれば、成功法則は成功者の数だけある!ということです。

しかし失敗法則はあります。
5年後には半分の会社が右肩下がりになるとして、なぜ会社が傾いてしまうか?その理由や原因を知っておけば、それとは逆をすることで右肩上がりになっていきます。

この右肩下がりになる原因は実はハッキリしてるんです!
ズバリ!!販売不振と資金調達ができない・・・です。

こちらは英語のサイトになるのですが、スタートアップ企業が失敗する原因について統計を取ったものです。

圧倒的1位がNo market needs
続いてrun out of cash
市場にニーズがない・お金が無いです。
つまり販売不振になって更に資金調達できない!ということなのです。
始めから売れないもの(ニーズの無いもの)で起業して、お金が無くなる会社が多いことが分かります。

当たり前といったら当たり前なんですけど、起業するときに自分ところの商品が売れないかもしれない!なんてことはどこの起業家さんも考えないですよね。
でも半分以上の会社は商品が売れなくて傾いてしまうわけです。

更に 経営が苦しくなったら自動的に資金調達も出来ないと考えた方がいいです。言い方悪いんですが、金貸しは『晴れの日には傘を差しだし雨の日に傘を取り上げます。』

経営者の立場からすると、経営が苦しくなった時こそ、お金かしてほしいですよね!しかし銀行などは、例えば会社の経営が赤字続きだったり資金が底をつきそうな時ってら、残念ながら本当に貸してくれません。

そうなってくると・・・
独り身だったらまだいいんですが、家族がいたりして、生活が困窮してくると個人でカードローンとかキャッシングとか消費者金融に手を出すということになってきてしまいます。

そうなると雪だるま式に借金だけが増えて、やりたいことで起業してやってくんだ~なんていうのが、夢物語のようになってきちゃいます。

お金のあるうちや、起業仕立てのテンション高い時からは、想像つかないと思いますが、実際その状況になると、本当に思考は停止します。
脳がバグって、あり得ない考え方をしてしまいます。僕自身がそういう状況の経験者ですし、そういう状況になった経営者さんたちも沢山みてきましたが、ほぼ冷静な判断力は欠いてしまいます。

なので・・・ハッキリいます!販売不振になってはダメなんです!
でも5年後には半分以上の会社がそうなってしまうんです。

では、右肩上がりと右肩下がりの境目は何なのか?

実はそれはもう起業前から決まっています!
それが何度も他のnoteでも言っていますが、ニーズがあるかないか?です!

その商品サービスは、人々から求められているものなのか?誰かの困ったの解決になるのか?あなたが売りたいものを売っているだけで、求められてはいないのではないか?です!

だから起業する前に研究・検証・分析・情報収取が絶対に必要なんです。
①    まずあなたがやろうとしている商売はニーズがあるものですか?情報収集しましょう。
②    それをしている他社はいますか?その他社はどうやって商売が成り立っているのか分析しましょう。
③    そして、まず小さくやって検証し、売れた物、売れない物が、なぜそのような結果になったのか研究分析しましょう。
④    大きく展開する前に再現性があるのか、そして仕組み化できるのかも同時に検証しましょう。

もちろんこれだけではないのですが、この初動の研究、検証、分析、情報収集が将来右肩上がりになるのか、右肩下がりになってしまうのかに影響してきますので、起業する前に必ずこの段階を踏んでおきましょう!

というわけでありがとうございました。もしこのnoteが役に立つなと思って頂けましたら、スキ&フォローの方、よろしくお願いいたします。
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