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砂糖は古くから万能薬として使われていた

【砂糖の知られざる史実】

 砂糖を「百害あって一利なしなもの」として全否定する人たち。彼らがまったく知らない歴史的事実を紹介します。

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 中世のヨーロッパでは砂糖はあらゆる病気の治療に使われており、当時の医学の中心だったイタリア・サレルノの医学校の医学書には「砂糖は熱病、咳、胸の病気、唇のあれ、胃病に効果がある」と書かれていたそうです。

【砂糖はペストに使われた】

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 また、内海聡は「砂糖を摂ると感染症にかかりやすくなる」などと言っているのですが、ヨーロッパ全域でペストが流行していた頃、砂糖が有効と考えられていたという事実があるのです。

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 「それはあくまで数百年前の伝説にすぎず、砂糖でペストを予防・治癒できたという証拠はないのではないのか?」という声が聞こえてきそうですが、さにあらずです。

 ペスト流行の数百年前、当時、世界最高の医学はなんだったかご存知でしょうか?

 正解はイスラム医学。

【世界最高のイスラム医学】

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 当時のイスラム医学はヨーロッパで否定されたギリシャ・ローマ医学を始め、中国医学、インド医学なども取り入れ、偉大な文明の集大成として発展しました。

 事実、近代西洋医学はイスラム医学がベースとなっており、アルカリ、アルコール、シロップ、アルケミーといった医学用語はアラビア語が由来です。

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 そんなイスラム医学は阿片や大麻を麻酔薬として使った外科手術、アロマや生薬を使った医薬品、そして伝染病の予防体制が確立されていました。

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 そして最もよく使われていた薬が砂糖であり、おそらくイスラム医学でも砂糖は伝染病の予防や治癒に用いられていたと思われます。 

 このことから、ペストに対して砂糖がなんらかの効果があったことはたしかでしょう。 

【何者かに闇に葬られたイスラム医学】

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 余談ですが、そんなイスラム医学は12世紀、モンゴル帝国によって徹底的に破壊されたとされています。

 しかし、モンゴル側は否定しており、真相は闇の中です……。

【まとめ】

 ●砂糖は1000年前からイスラムやヨーロッパで万能薬として使われていた。


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